いやなおんな ブログ 安達としまむら6 感想 とか色々 忍者ブログ
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これまでの安達としまむら単行本感想記事一覧
・安達としまむら 感想いえーい!
・安達としまむら 2 感想っぽい杏仁豆腐
・安達としまむら3 + 電マガVol.39のおともだちロボ チョコ 第二話 走り書き感想
・安達としまむら4 感想
・安達としまむら5 感想  音読付き



感想に入る前に、少しだけ【あなた】を拒絶させてください。

わたし、一部の百合厨って大っキライ! すぐに恋愛感情(それも、狭義の)扱いする百合厨さんほんとにほんとーっにキライ。

入間人間は、いとくんは『安達としまむら』の中で一度も『好き』の種類に名前をつけていないです。
それはイクニちゃんが『ユリ熊嵐』の中では一度も『スキ』の種類に名前をつけなかったのとも、同じなんじゃないかな。
CLAMPの人たちがさくらちゃんたちに遣わせた言葉への心遣いとも、きっとどこか何か同じで。
それは逆説的だけど、古川が『HOME』の歌詞で子猫から飼い主の少女への思慕を『恋』と表現したのとも同じだと思う。

それはとても大切なことで、それをどうやって汲むかが、わたしたちの愛ではないかな。
『あなたのスキは本物?』

あと百合(GL)愛好の人たちの一部の、あえて『ヘテロ』って表現を選ぶ傾向、通夜の白タイツ並の白々しさを誇ると思う。BL・GLの創作と現実のセクシャルマイノリティとのボーダーはモノによっては全然引けないのはわかっていても、なんかやだと思っちゃう。
少なくともわたしは目の前で『男性向けレズ』を『ビアン』と言われたらきっと手が出る。殺すぞって思う。

そんな感じで百合厨に対して刺々しいです。
なんでこうなったかというと、「私はしまむらが大好き」な『自分』をちゃんと見ることができた安達を祝う手描きMADを作ったら『恋愛脳』な感想・コメントが割とありまして。もう彼らにわたしのとこには来てほしくなくて。

それじゃ続きからはネタバレありで感想ー。



読書メーターに書いた感想はこちら。
しまむらの変化と、その本質の一部に迫る部分を読んでいるときは充実していて、こう、もどかしくもちょっとずつは動いてくれてるものに安堵したり、なんかほわほわしたりした。あと岩谷カナが息災で何よりです。おじーちゃんも。犬の寿命の短さは胸の痛みがすごいな。そしてちょっとずつ進歩と変化で……おーそっち行ったかと思いつつ『恋』という言い方をしない所に『好き』のカテゴライズに対する矜持を見た気がした。永藤のちゃんと見てるとこ好き。お互い母に結ってもらったと言い合うところ、今までで一番「そういえば子供だった」って思った。

ただ、5巻の捲くし立てへの真相にはあまり納得行っていないのだ。納得できる理由ではあるし、たるちゃんのことまでは聞き取れていてそれが面倒というのはわかる……んだけど、「いや安達がすごく面倒くさいこと言っていると。わたしはそう言ったの」と言い直しておいて『聞き取れてなかった』は、何か誤魔化されている気がする。

優しい展開にされても、左京山のほーよー(漢字がわからないです)を思い出して、うぅん……。あと電春8の最初に発表されたあらすじと実際に出たやつのギャップもちょっと思い出した。
さて。毎度のことながら読メと内容被ってるとこもありますが、

本編かんそーですが、今巻のしまむらパートは『優しさってなんだろう?』といった感じでしょうか。
ということでまず『優しくなりたいな』の弾き語りを置いておきます。BGMにでも。


良香ちゃんめっちゃ名前普通ね!
帰郷パートはしまちゃんの心のやわいところに触れられて、新鮮な気持ちに。
お祖母ちゃん、やっぱりお祖母ちゃんだなあという感じで(日本語ェ・・・)。律儀、かぁ、それなら、自分の中の感覚からでもわかるところ、ある。
心の一部がほどけていくなぁ、と。ゴンさんとの無償の情愛にも。

いとくんの小説にはよく、泣いていたのか覚えていない子が出てきたり、涙はまだだったりっていうのありますね。

あだちーは安定の不安定で、でも漕ぎ出したからか微笑ましく見ていられます。かわいい。バイト先の後輩への態度は……まー、そういう子よねぇ(苦笑)、という感じ。

あだっちゃんがあわあわがんばって、しまちゃんがそれを少しずつわかっていって近づいて、通じ合っていくのは羽毛みたいに幸せでした。
わたしの心も有機物なのだなぁーと、ふるわせられるのだなぁーと。

メロブの特典しおりでいとくんが願った通りに、残って行けるものだと思ったよ。

まさか付き合うとは思わなんだんですけどね! びっくりしたー。
でも確かにあだっちが求めているもの、それをしまむーが認めたら、その形は『お付き合い』ですねっ。
(いやそのてーぎだとポリーのおつきあいが不思議な概念になっちゃうけどこれは個人的な課題っ)
 
計算とか、妥協とか、挟まる余地がない。
という好きへの理解、佳きかな。

たるちゃんはちょっと不安ですね。地の文が何かあるフラグにしか。
ながふじは忘れやすいだけでちゃんと見ていて(しまむらへの理解)大切なものは絶対見失わないのが強いなと思う。ながふじと日野の関係いいなぁ。
しょーさんもヤチーと深まるのですが、それそのものよりその過程で成長しているのがとてもよいですね。


思春期の友達との“あの”感じを思い出させるむずむずとか、“ただただ”のスキとか。
もやもやしたままでいたいなぁ。

いやホント、中学時代とか身近だった【百合としか表現できない百合】(女性同性愛ではないし友情だけど少しニュアンスが違うしエスみたいに高低ないしみたいな)思い出すんよ。
やきもちの感じとか、「私の方が先に仲良くなったのに」とか、泣きそうな顔の友達とか、懐かしくて胸が痛いやつ。
男子にもそういうのあった? 『女性作家が男同士の関係を描くとホモ臭くなる』ってよく言うし、やっぱり結構違うことが多いのかな。

あと浴衣のときの二人の髪型っ。全然違うとはいえ二人ともお母さんにやってもらったっていうのがすごく、なんかこの巻で一番『子供』を感じて抱きしめたくなった。可愛いなぁ。子供はみーんな、可愛いんだよなぁ。
……はぁ、産土神になりたい。

良香ちゃんは相変わらずだなーって面といつもより多めにママンな面が素敵で、
あだちママンは、淡くて、それでも何もないわけじゃないのが背中を押して、じわじわきた。「いってらっしゃい」の感じ、みーまーの海豚ちゃんを思い出しました(いってきますに応える声があったことに今更気づいた、みたいな回想シーンがあります。海豚もなんだか淡い人です)。
あだちーが「ん」にしかならなかった返事を「うん」って言い直すのが、良い変化がちゃんとあるんだってわかってすごくよかった。


イラストはSDキャラの二人がめちゃ可愛いのと、最後の挿し絵の安達の表情がすごくすごくよかったのと、ゴンさんかわいいです、というのが印象に残りました。
うむー、やっぱり浴衣の描写は高望みしちゃだめよね。わかる。(※わかってない)
浴衣姿の二人の絵と文のすり合わせがほぼパーヘキなの、これ、文章の方が後から書いたんじゃ……とか思ってゴメン。なんか服飾の文章での描写の細かさも、らしくなかったし。

あとがっきー、と著者近影ー、は。
そういうこと言われると冬になったら手首に巻くカイロとか送りつけたくなるからやめんさい。
そしてハルさんの可愛さがなんかもうそれだけで伝わってきちゃうの勘弁してほしい。はー、かわいい。幼児。なんだこれ。これはととさまデレッデレにもなりますわ。かわいさ伝わりまくり。
いとくんは甥っ子かわいがりおじさんにならねーんすかね? なってても言わなそうだけど。

良いご本でした。


5/19 追記ですが、読メでもカナのおじーちゃん(クロクロクロックより)だーって感じでは触れたけど、それだけじゃなくて単純にいい場面でしたね。
















……だけど、5巻の長電話の、『しまむらの刃』の真相(?)だけはありえないと思う。
もし最初からこのオチを用意していてミスリード優先であの遣り取りを書いたのだとしたら、先輩はクソ虫です。
どちらにせよ、ひとつ、誠実を欠いてしまった。
 
「いや安達がすごく面倒くさいこと言っていると。わたしはそう言ったの」
というのは、“発言内容”に対してはっきり『面倒くさい』を突きつける言葉だ。
ぐずぐずで聞き取りづらくてめんどくさかった(聞き取れてた部分も面倒だったけど)なんてオチで納得してしまうならブタのエサで充分じゃない。
言葉のチョイスは必ずしも正確ではないけれど、でも、それともたぶん違って。
……先輩にとってわたしたちってそうだったのかな。少し寂しい。

もっと言えば「わーそんなことだったのかーほっとしちゃった♡」って気持ちを優先させるあまりこの展開のちぐはぐっぷりに気づかない皆々様に対しても気に入らないし、寂しいわ。

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