この作家さんは初めてだけど当たり引きました。
電撃文庫のどこが好きっていうと、少なくとも私が買うのはだけど、同じ良い匂いがするとこ。

良い感じにやきもきできました。
とりあえず致命的なとこはネタバレてない感じだけど一応ネタバレ込みなので続きから。

なんだすごいやきもきするな！
かわいいなグラボラス！（大声は想像するだけでびくってなるけど）

なにが特にやきもきしたかっていうと、榛奈さんはグラくんがへいはちを騙そうとして騙しているって感じてるっぽいとこ。
最後までわかることはなかったけど、本気で心配する平八には、グラはめんどくない範囲で本当のこと言ってるんだよねぇ。ストレートに謝罪している。

この小説は異間交流のなんともならなさとか、同じ姿になった方が怖いとか、色々とよく出てましたっ(＞ヮ＜)

うぬう、榛奈は普通可愛いドジっこさんだからやっぱりなんとも説明出来ないよね。中身だけ違う怖さ的なあれとそれについてくる突っつき。
グラはグラで利口だけどわからんとこ多すぎるし。

読者の私からしても、最後までわけわかんなくて怖い部分があるけど
榛奈と話したいっつって合わせてみたり榛奈としゃべるとき本当にニコニコしてたりするのを見てるとなんかグラかわいいなグラって感じです。

榛奈が胸を張ってお礼を言う空の向こうは広すぎていっそ狭ささえ覚えるよねってことでこの辺で締め。

おもしろかったです。

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