いやなおんな ブログ アイドルがわからない ―疑似恋愛とか言われましても……― 忍者ブログ
ブログです。
最近、AKBグループのりりぽんさん(初めて見たけど顔が好みです)が結婚宣言をして大荒れですね。
最近、『AKB49 ~恋愛禁止条例~』(漫画。以下『AKB49』)をマガポケ(マガジンのアプリ)で読んで(既に読んだとこは読み返して)います。
最近、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(漫画。以下『推し武道』)の既刊(現在三巻まで)を読みました。

そして元々、アニメ版の『アイドルマスター』(以下『アニマス』原作はゲーム。)が大好きです。特にはるるん(天海春香をそう呼んでる)のファンです。
『アイドルマスター』の別シリーズのコですが、お誕生日が同じなので卯月さん(島村卯月をry)もなんとなく好きです。

ところでわたし、アイドルがわかりません。


見出し
 ◎わたしの思うアイドル
 ◎『アイドルは恋愛しない・禁止』の世界観
 ◎そもそも『恋愛』がわからない
 ○複数買いがわからな……かった
 ◎『アイドル=疑似恋愛=恋愛禁止』と言われることへの抵抗感とヤバさ
 ◎やっぱりアイドルがわからない





◎わたしの思うアイドル

わたし、最近まで「アイドルは当然恋愛なんかできない(あるいは絶対内密だ)しファンに疑似恋愛を売っているんだ」なんて考え、AKBグループだけのもの(見る者たちの認識含め)だと思っていたんです。あとは精々AKBの後追い的な『アイドル』。
AKBグループを毛嫌いするのもそれが理由です(いやぁえへへ、毛嫌いしてます。女の子は見たら可愛いけど秋元は大嫌い)。

じゃあどう思っていた(いる)かというと、
アイドルは歌も踊りもやって、バラエティやドラマやグラビアもやる人たちで、実力というより不思議な魅力というか、”可愛さ”的な魅力が支えになっていることが多い人たち』です。
(もっと抽象的なアレもありましたが言葉にしづらいな……なんかこう「あこがれ」的な……?)

わたしが一番(三次元の)アイドルに興味があったのが、同性のアイドルを見てきゃいきゃい言っていた小学生時代であり(※子供をターゲットにした『ミニモニ。』とかあった時代です)、それ以降は「……でも『カワイイ』で前に出れちゃう分、歌も踊りも演技も半端なコ多くて嫌だなぁ」と敬遠することが多かったことも、そういった考えの一因でしょう。

2011年にアニマスを見てもそういった認識は微動だにしませんでした。
彼女たちは『キラキラしてる』とか『幸せを届けることができる』とかそういった感じのそれぞれの『アイドル』を見つけていきましたし、
単にお話を生臭くしたくなかったという可能性もあるかもしれないですが「アイドルが恋愛はだめだよ」的なことは一切言ってないからです。


◎『アイドルは恋愛しない・禁止』の世界観

わたしはアイドルには『キラキラ』や『夢』を求めていたいので、恋愛するなら恋愛するで、そのことでもっとキラキラしてくれるならそれがうれしいです。

なので『恋愛禁止』には「エェー……」なのですが、前述の通りそういう世界観の作品も読んでます(未読の方向けに説明すると、AKB49と推し武道はそういう世界観の作品です)。
つまり、ノータッチではなく、物語でくらいは触れてます。

AKB49はAKBグループがモデルであり、サブタイトルにも書かれている通り、恋愛禁止を基本にしています。『疑似恋愛』なエピソードも登場します。
面白い漫画ではあります。わたしはみのりちゃん(主人公・浦川みのり。好きな女の子をこっそりアシストするために女装してオーディションに潜り込んだことから始まり、本当に心もパフォーマンスも含めてアイドルになっていく男の子)推しですし、スポ根的にもすごく楽しみました。

ただやっぱり作中の人物たちが言う『恋してるヒマなんかない』とか『お客さんと恋するの』とかは……個々のアイドルのスタイルとしては認めるし、そのコなステキがあると思うけど、『アイドルというもの』にそれを全適用させられると、違う違うって思う

なのでAKB49はわたしにとって、「好きなとこも多いけどビミョーなとこはビミョーな漫画」です。特に『恋愛禁止』を前面に押し出したエピソードは「自縄自縛で号泣している……」みたいな感想でした。
AKBグループのやり方(総選挙システム等)とかも好きになれないしねぇ……。

推し武道に出てくる地下アイドルたち及びファンたちのアイドル観も、AKBグループの流れを汲んでいるのかわたしが知らないアイドル観の流れを汲んでいるからか『恋愛しないのがアイドル』です。
しかも推し武道は本当にマジで『全てを捧げ合うという呪縛し合い芸能』みたいな……そういうアイドル像を描いています。AKB49もそういうとこはあったんですが、こっちの方が露骨に感じますわたしは。
推し武道は百合的にもお話的にもかわいいしかなり好きなんですが、それでも『よくわからない世界』の漫画です。


◎そもそも『恋愛』がわからない

上記の『アイドルは恋愛しない』には、実はいくつか前提があります。
その中で目立つものが『疑似恋愛だから』と、あと二つ。

・恋愛とは人を堕落させたり、うつつを抜かせたりするということ
・恋人ができる=誰かのものになるということ

前者は……まあ実はわからんでもないです。アイドルって十代が多いですし、うつつを抜かすばかりの恋愛の仕方になってしまったり、恋愛のトラブルでバランスを崩したりすることも多いでしょう(そこは本来大人がフォローするものと思いますが)。
とはいえ、「あの人が頑張るならわたしも頑張る!」とか「ファンのための頑張りをあの人が支えてくれるんだ!」とかみたいな恋愛の可能性を考えていない(もしくはあまり考えていない)のが、ちょっとわかりません。

後者は……特にわたしが個人主義(※むずかしめの定義もありますが通俗的な用法で捉えてください)であり、複数愛者であるから、というのもあるかとは思いますが、わたしにはサッパリ?な価値観です。
恋人が出来たところで自分は自分のものだと思いますし。
「わたしはあなたのもの」なんていうのも、恋心が求める少しばかり大袈裟な比喩の一種だと思っていますし。
なので勿論『アイドルはファンのもの』というのも理解できません。『ファンに平等であるべき』という意味での『みんなのもの』という主張はわかるんですが、所有的なニュアンスを含むとマジで訳がわかりません。

ただいっそ『アイドルは排泄しない』くらいの徹底したイメージを求めるのであれば『恋愛しない』とか『ぼくらのもの』とかもまあ……『イメージを求める』ってとこまでは理解できなくはないですね(でも情報社会だし、風潮的にもそこまで徹底して隠すのは無理だろとは思う)。

……脱線しましたが、そんな感じで「アイドルは恋愛しない。するべきでない」みたいな意見に含まれる『恋愛』がわたしにはわからない。


○複数買いがわからな……かった

ここは笑いどころというか休憩ゾーンというかなんですが、複数買いはちょっとだけわかりました。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ 3』にて、主人公であり、舞菜ちゃん(市井舞菜)という地下アイドルに入れ上げる女の子、えりぴよさんはこう言います。
「舞菜ちゃんの為のお金舞菜ちゃんの為に使いたいだけですから」
ここまで言われるとなんか……「そうか、お金使いたいのか……好きな対象のためにお金使いたいのか……」ってなっちゃって若干わかるようになりました。

でもそのいつも買い占めているCDって結局ゴミになるよねって思うとやっぱりそういうところはよくわかりません!


◎『アイドル=疑似恋愛=恋愛禁止』と言われることへの抵抗感とヤバさ

わたしが持つ抵抗感の一部を説明しやすいアイドルとして、まずアニマスに出てくる高槻やよいちゃんや双海亜美ちゃん、双海真美ちゃん(亜美と真美は双子です)を挙げてみます。
やよいも亜美も真美も、ローティーンのアイドルです。雰囲気とかもまだまだ子供子供しています。でもしっかりアイドルとして活動しているし、見ていてそこに違和感はありません。

ただ、ここに『アイドル=疑似恋愛』を代入すると……
………………………………いや、待て。待て。早まるな。


わたしの大切なお友達もロリコンですし、ロリコンは否定したくないですが、『社会的に表立って』と考えると……「えっ、いいのかそれ?」って感じはします。
『恋愛禁止』も……もっと年上のコに強いるのもわたしからしたら「えっ」ですけど、子供に強いるとなると更に「えええっ」です。

『アイドル=疑似恋愛=恋愛禁止』というなら、百歩譲ってそれを認めるなら『アイドル』がアングラ文化に収まっていないことに大変な違和感があります。
わたしは、「纏足の靴可愛い!」と纏足に魅了される人があっても特に何とも言う気はないです。でもアレを表立ってやり続け、認め続ける社会はやべえと思います人権的に。誰かの自由を勝手に縛る文化ですから……。

わたしは配送会社の倉庫で日雇いアルバイトをしたときに、「休憩は絶対しなさい」と命じられました。それから、夏だったのもあって、仕事の続きが気になって休憩途中にそわそわと席を立つと「ちゃんと休んだ? もう少し休みなさい」と叱られました。
たとえ本人が自由意思で選んだ選択であっても、社会には否定しなくてはいけない無理があるのです。

となると『「歌と踊りとキラキラ!」を目指した子供が大きくなってアイドルになった』だけで自動的に『アイドル=疑似恋愛=恋愛禁止』を押し付けることになる価値観のヤバさは…………や、やべえな……(語彙力がだんだんなくなってきている)。


◎やっぱりアイドルがわからない

整理してみても、やっぱり『アイドル』がわかりません。

AKBグループや、推し武道の『ChamJam』(舞菜ちゃんが所属するアイドルグループ)が前提としたり掲げていたりするアイドル観は「理解したくない」というのが近いですね……。

アイドルの定義も今現在の世間?(主にAKBが振りまいた世界観に見えるけど違うかなぁ……昔のアイドルも聴くけど詳しくなくて断言できない)と自分が思う定義の乖離が激しすぎて、一言にまとめて何か言おうとするとつまり、

全然わからん!


最終更新6/23/07:00(誤字訂正など)

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