いやなおんな ブログ 虹色エイリアン 感想 忍者ブログ
ブログです。
もう読み終わって何日だよ!! びっくりだよ!!!
というかね今ね四国に住んでるんだけどね、発売日が一日遅れでびっくりしたよ!!!! しかも日曜日はさんだからもう一日遅かったっていう(´・ω・`)
ジャンプやらマガジンやらは早めに出る地域みたいですが電撃逆っていう(´;ω;`)

くそ忙しいし明日も7時台起きだし頭とか目とか痛いので手短に書きますね。
読み終わったのだいぶ前だしね。
非公式イメージテーマソングは鋭意作成中です♪


感想のお供にはこちら♪


以下ネタばれありでござい。



まず読書メーターに書いた感想はこちら。
MW文庫系短編集。最初のだけ読んだときは、カナエが逆走した人波の先にカニャエかと思った(千六百光年ちょっとを千六百年ちょっとで渡ってる=速度上げたら光速を上回るから)。カナカニャの交流も素敵でしたが、ガンメタル魂の距離感もとてもよかった。それこそ、主人公の現実との距離の取り方も。猿子ちゃんとボストンさんは不可思議ながらめちゃ可愛かった。紳士で乙女なエビ淑女可愛い。最後はネタ明かしでもあるんですが、翻弄されている感じと脳内イメージのふわふわ感が嵌まっていて締めによかった。カニャちゃんもまた会えるといいね。
光速を上回るってことは過去へ向かえるってことで、もしかしからどこかで準備してまた来た?とも思うけど最後が0光年なの見ると違う気もするし……。わたし相対性理論のこと考えていいと仮定しているんだけど、そう考えると小型艇で流刑に処されている間、光速移動する船の中でのカニャエはコールドスリープ関係なくほぼ時を進めてないんだよね。

うぬぬ、生命の理を追い抜かなくてはいけないとなるとやっぱり光を超えるのが一番わかりやすいんだけども。むむむ。宿主君なんか1700光年をそのまま年数だと誤解してお腹ちゃんが訂正していなかったりしてややこしいし。ややこしい。

あと左さんは最高ですよ! 単純に素敵だし、本文との乖離がなくてストレスが掛からない(言ってて色々と泣けるけど)。

未読者には気に掛からないであろう範囲で別作品の匂いがしたのもよかったです(こそっ)。
・イラスト

左さんのイラストはやはり最高です!!!!!
かわいらしく、独特の味があり、つやがあり、かわいらしさも普通さもエビもわんこも質感質感。
そして何より本文に忠実!
……って言ってて泣けてくるけどな上でも書いたけどさ(他の絵師は大半が本文と挿絵で乖離する)。
しかしほんと左さんサマサマ。雰囲気とか空気感とかそういうの、補間・増強しやすくて。

Yoshihiko Kamabeさんという方のデザインもよいのでは、と思います。でざいんとかむずかしくてわからんけど。


・瞳が虹に満ちれば

未知のものへの警戒とか、いるまさんらしい人の生っぽさとか……言葉を通じ合わせようとすることで愛着がわいていくところとか、すごくよいですね。虹色に感じる儚さとか、だらけた夏の情景とか。

ただ、1600光年……遠い。1600年……遠い。 流刑と言うにもあまりにも長い。うらしまの刑ですね。

カナカニャの交流について何を思ったのか、わたしの言葉ではうまく言えないんですけど、
別れの前に相応しい言葉を探そうとすることとか、追いかけてってあの言葉に訂正することとか、胸の真ん中あたりにぽかぽか小さいこぶしが当たる感じ。



・ガンメタル魂

どこまでも距離を取ったままで、でもお互いに影響を与えた異性間交流。
入間はいつもそうだよと言われたら否定できないんですが、距離感が秀逸でした。こう、この温まらない感じがこの人なんだろうな、と、読者であるわたしが宿主の青年を理解していく感覚。
焦げ臭いやきそばのエピソードも、どっか忘れがたいんだろうなぁと思わせつつ泣かせに来ないんですよね。イイハナシにするのはお手軽だけど、宿主君はそういうひとじゃないもの。
おなかちゃんはちょっとミギーかと思った。そしてワンワンかわいい。


・まっしろないのち

あまりに乙女! あまりに紳士! はたしてその実体は……ッ!(ドゥルルルルルルルルルル)
\エビ淑女/
この本で一番可愛い子はボストンさんです。あの、なんかわたしのなかではデュラララのアニメ版のセルティのようなイメージ(近いだけで違うけどそりゃ)。

ただいくら本文で伊勢海老に似ているというか(ブロンソン飼ってるの可愛い)そういう扱いを受けても受けてもザリガニに見える

はてさてそれにしてもここで色んな繋がりは回収(そこまででもお隣さんの物音としては出てきたけど)。猿子ちゃんの謎は深まるばかりというあれですな。ふむふむ。
「雲より速く、夏の空の下を走りたい」
という、あの質問へのこたえが、何より猿子ちゃんなんだろうなと思いました。
それに続く独白もなんともいいよね。
 人には人の、わたしにはわたしの住む地球がある。
 今ここにいるわたしが感じているものを剥がされたくない。

・僕たちに相応しき星の上で


さて謎明かし。それにしてもなんだか頭にふわっとしたものを残したまま成長したような青年ですが、カナエの印象から考えると普通の人です。

にしてもこの人一度も砂時計落っことしたりしなかったんだなぁ。わたしそそっかしいからそっちにすごく感心した(ガンメタルでおなかちゃんが言ってたし)。

ということである意味猿子ちゃんやガンメタルちゃんの答え合わせでもあったのですが、こいつがずっと気になっていたのは猿子ちゃんであって猿子ちゃんでなくガンメタル猿子ちゃんだったわけで、でも青春にある意味区切りや決着がついたということでしょうか。
そしてブロンソンが賢い。(あと足利大丈夫かなー)


・異星人について※章題じゃなくてわたしが語りたいこと

この作品に出てくる異星人……いや、おなかちゃん虹子ちゃんの親子(※なんか違う)は、入間人間の『アラタなるセカイ』で八草という少女がモノローグしていた感覚をもっとこー、こーっ、こねこねしてちょい変えた感じの感覚をお持ちかなって。

八草のは『アラタなるセカイ』より引用するとこんなんね。
電話は遠く離れた人とも話ができる。それはある意味で、時間を超えているということじゃないだろうか
だけどそれは、平面の時間を跳躍しているに過ぎない。とても速く走る列車があったとしても空を飛べないように、立体の時間の壁だけは、どんな電波も飛び越せない
というのは、空間的な距離と時間的な距離を、同じく『距離』として片づけている感あるんですよこの人たち。
だからおなかちゃんは宿主くんが『光年』という言葉の意味を誤解してるっぽい会話文においても特に訂正しなかったのかなって。
2015/10/13追記:いや、誤解はしてなかったわ。でも、
『光年』という単位がまたニクいよね。光がその『空間的距離』をゆく『年数』だぜ?



というかさ、遠い星の方々すごくね? 1600年くらい前の骨董品の流刑用小型艇が普通に光速で移動してるんだぜ? しかも警告は出るけどそれ以上の速度も出るんだぜ? すごくね?

っていうか光速で移動する物体は時間が経たないらすぃー(相対性理論)のでコールドスリープはどうして必要があったのかわたし気にかかります! 顔まで覆う宇宙服はむち打ち防止かなって思ってる!


・流刑0光年

で、光速移動、そしてそれ以上の速度、と掛かってくるんだけども、光速を超える物体は過去に遡っているらしいです。
つまりチキューに戻ってくるとき、準備してから戻ってきてもちょっと余裕あったりするんじゃないかと。
ただ、光速に追いつけないまでも肉薄している、くらいの速度だと未来へ向かってしまうらしいので下手な光速以下の移動はちょち危険そうだなーとかなんとか。

このお話に相対性理論は用いないです! と言われたらそれまでです。あと、異星人の技術ではその辺パスしてます! とかな。

でもその、とどのつまりは会えたらいいねって。それだけです。もっと言えば準備万端で会えて、一緒に過ごせても楽しいよねって。
流刑0光年……罪がからっぽになったあと、また出会えたチキューで。


・クロスオーバー

……アレってやっぱり、ヤシロ族かな。


・あとがき

ふなっしー、わたしきになr

ひだりんもいとくんも書いてましたが、久々の共同作業です。好きなコンビなのでこれからもちょくちょく組んでくださったりなんかしたらいえなうれしいなって。
あとブリキ君っていう親しげな呼び方になんかほっこりした。ブリキたん、本文と挿絵の乖離とか見てるとすげー腹立つけど立つんだけどやっぱり早く元気にお仕事できるようになってほしいなーって、思……思わんでもない。


というかおとーさんはどこへ向かっているんだろう……? 相変わらず妙なシュール具合。

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いやなおんな(index)関係の更新履歴でもあるが、感想とかのブログでもある(たぶん)し他にも気が向けば書く。二次創作なカプ厨。

実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)

分家(閉鎖):手紙の墓場この記事参照


くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
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