いやなおんな ブログ たったひとつの、ねがい。 感想 と、エッセイの『ドキドキするかはしらんけど』のこと  :訂正 忍者ブログ
ブログです。
発売されましたね。
まず、先行公開のとき変なこと言っちゃってごめんなさいてへぺろ(早口)。

軽く? のつもりで始めて、感想行こうかと。

とりあえず面白かったです! ごちそうさま。

読メに書いた感想はこれ。
面白かったです! 『人間味?』というか『あたたかみ』を感じさせる部分が一部ホラーギャグと化している中物語を感じやすくさせていていい味出してました! と手放しで称賛したかったんだけど、気になることが……。最後、最後の晩餐、いただきますとごちそうさまがほしかったです。個人的感覚でちと不満。口に出してもばちあたりませんです。この言葉自体は単なる宗教ですが、食べないのをお行儀悪いって言うくらいだしなー折角ならなーって。そんだけ。

↑11/23内ちと書き直し

……それにしても、です。
最近入間さん超人めいた描写が増えてきているので、そろそろホラーギャグの域か現実味から切り離されたエンターテイメント少年漫画の域辺りに踏み込みそうだなぁと思っていたら、案の定ホラーギャグはじめました。冷やし中華はとっくに終わったというのに。
つまり、超人っぷりはハリウッドの殺人鬼さんです!

あ、ホラーギャグをけなしているわけではありませんよ。
まあ、ホラーギャグっていう『枠組み』を持っている人間は少ないでしょうから、変なこと言われてるーって思われそうなのは理解してるです。

では続きから超ネタバレありで。

色々長いので、目次っぽいものを。

・本編感想→すぐ下
・エッセイについて→ここクリック
・自分の話の比率高め(と判断したが色々変わり映えしない気がする)→ここクリック






いえなさん、言霊の重要性を説く。の巻。
(はずみん髪まとめてた方がよかったですかネ)

描写されなかっただけかなーとかも思いつつもダンタクに言いたかったことを。風拓(かざたく)ただでさえ可哀想だったのにぷんぷん!!

食べ物に対する感謝はいつだって忘れなかったと思う。それはわたしの持つ尺度でも評価できる点。でもなぁー、うー、「ごちそうさま」って、いえな的にはなんか言ってほしかったでゲス。自分が生きてきた社会の、それも堅物な尺度ですけど。最後の最後でちとむむってなった。
普段の食事で忘れないわたしじゃないですけど、大事なご飯なら言葉が伴ってもバチは当たらないよーって。そういうやつなんだろうけど。

↑11/23内改訂

いや元々色々アレなんだけどね。『人間』と見做せないし見做す気ない。タッくんそうじゃないし。
ていうか家族も愛も幸せも復讐に使うのって、かざたくだと思ってるとなんとなく理解しやすい理屈だけど事実を鑑みると全然あれだよねー。

っていうか分かってから見るとだんたくの彼女さんの親戚たちまともだなー。確かにアレは人間じゃないし。

色々残忍で、ホラーギャグの域に入っていて、かざたくのご両親がタッくんを愛してたのは(親への愛)痛々しくて、同じ種族同じレベルの考えで最初に一人称が示されたために感情を傍に置いた拓っくんが『かちくさん』だったの虚しくて悲しいし、

なによりよーこちゃん完全にとばっちりでかなしい。
先行の時の感想では女の子目当てかなと思ってたのでこんな風にされる恋人を見るようなめに恋人を遭わせたくないなーとぼんやり思った感想が出てきたのですが……。
よーこちゃんとばっちり><

でもクリスティおばあちゃんと羽澄ちゃんとタッくんの感じすきだったし、がんばったことも一通り見てしまった。

それに、『人間』じゃない法則で生きているから、
排除しないとだめだとはビリビリ感じるけど、よーこちゃんの件でにやにや笑いやがったことに対してはぶっ殺すぞてめぇらって主に有象無象の方に思うけど、
正しいとか悪いとかって尺度で悪いってタッくんに勝手に言えないです。
同じ法則を共有している同士だけです、善いとか悪いとか言えるの。
ジョジョ4部で一番もやっとしたのはそこなんだよねぇ。だって吉影は異質であって悪じゃないと思うんだもの、いえなは。

羽澄ちゃん、イイキャラしてましたね。おばあちゃんも。そしてそっち方面と関わってるときのダンタクも。

ダン・タクヤという名前、ググったところ手塚治虫の漫画が元ネタの偽名みたいですね。……試し読み読んだとき好き好き大好き超~っていう、安藤治が出る小説想起したので「またオサムかよっ」ってちょっと思ったw


叙述トリックですが、何度も何度も違和感は覚えました。
でも疑って正しくても楽しくないんですよね別に。それに結構色々合わせてきてるし。

最初の方では、偽名なのに下の名前が同じかつ、そのことに地の文で言及がなかったところでぴりっとひっかかりました。
あとよーこちゃん食べられちゃってあれにしろ、価値観・人格変わりすぎでそれに対して何も思ってないし、クリスティおばあちゃんの評に「あ、わかる……」と思ったり、違和感はいっぱいありました。
特に前倒ししておけばっていうの、結婚にしてはあれだったから、「うぅーん? またなんか変な違和感ある表現……(←よくある)」と思っていたけれど……。

でも最後には「もうこうなったら快進撃しちゃってくださいがんばってるの見ちゃってるしがんばれ」って気持ちもあり、共感しやすめの復讐かと思っていた分の気持ちのありようもありちょっと応援姿勢だったので、
「わーんそっちかーそういうオチかー」となったのでした。放火魔さんの人間らしい表情に助けられたりなんかしてたしね。
一瞬、拓っくんが食べたかったのかと思っちゃったYO。一瞬だけど。

試し読みで公開されていた部分はもどかしいので読み飛ばして最初読んだので改めてそこ読んだら確かに出るわ出るわ物語後ろの方で明かされるあれこれに対する情報。

それにしても、『足長おじさん』とはいえほんとに容姿も何も知らないとかいえにゃんちょっとびっくりだぞ。
でも、『たくや』という名前については確かに確かに、うん、うん! となった。だよなぁ、そりゃあ、そりゃあ、同じ名前つけるよなぁ、最初の赤ん坊が少なくともあのやりとりだったのだから、二人とも。

帯にもあり短いのがあらすじのところにもある
この物語に、
同情の余地なんかない。

があまりにもその通りすぎて何も言えん。復讐だし色々しすぎだしっていうのをドライに表現したのかと思いきや確かに同情できんわーって感じだ。

それにしても、あらすじ詐欺です。最初に公開されていたとき『僕』だったというのも誤解誤解でしたが、
それから、俺のもう一つの人生は始まった。

そっこー終わってますやん!? いや、章題からして確かにかちくさんとしてのryだろうと想像はできるけどさ、そっこー終わってますやん!?


それにしても、タッくんよく長らえましたね。やっと夜の帳が下りたね。お疲れ様。ちゃんと食べられるかは知らんけど。
そういやはずみんに対してとか、父性っぽいものはある模様だよねタッくん。はずみんの泣くの堪えてたの嬉し泣き(だけ)じゃない気がする。うらみをぶつけるのも色々あったけどはずみんもタッくんに結構愛着あったと思うよ。

あと話戻るけど
食い物の恨みは、恐ろしい。

もう完全ギャグ路線入ってるホラーじゃないスか。読んだときのテンションによってはわたし結っ構笑ったぞたぶん。

人間で交配調整して食べるとか普通に表現すればマジキチガイかつ、拓也がかちくさんじゃなくて人間として健全な精神で成長してしまっているのがもうなんか色々つらい。(揺り返し)


そんなことを言いながらもわたしは普通にごはんたべます。明日も食べます。


ごちそうさまでした。


・イラスト
うひょーのんさんのイラストかわいいよう温かみがあるし表紙いいなぁ中の描写でわたしがイメージするのとはちょっと雰囲気違うから自分でも描いてみて並べてみたい。
タッくん可愛いじゃねえか。車いすは微妙に違和感覚えましたがようはイメージイラストでしょう。(そろそろ細かいこと気にしなくなりたい)
そして羽澄たん、こんなに可愛い子が女の子なわけがないよなーって素で思ってたよ。よく見たら胸ありました。

・あとがき
ちょう分かりやすいですね!(サムズアップ)
タイムトラベルはむずかしいよねぇ。鉄鍋のジャン読んでみたいなぁ。
星さんの短編に出てきた気がするエム氏。

ほのぼのしたの書けばよかったかなぁwww 多少申し訳なくwww ちょっとわろた。かわいすぎて。

入間さんのおかーさま、おかわいらしい素敵なおかーさまだと思うんだけどメディアロシュツは控えたいようですネ。おとーさまよかったですのぅ~。

ガンプラ王の審査委員とかに間違えられるお茶目な(←他人に因って)いるまさん今年最後の本だそうです。ということで、えぇと、よいおとしを! です!

どうでもいいけどリレーエッセイでもそうだったし最近結構な割合そうだけど、一人称『私』の入間さんの文を見ていると、遠くまで来たなぁとか昔より遠く感じるとこまで行ったなぁとか完全甲斐抄子(入間人間モデルのキャラ)ですほんとにありがとう中の人ハァハァとか思っちゃってヘンな、抱くべきでない感覚のする寂寞。


ここからMW文庫のリレーエッセイの話です。
第21回『ドキドキするかはしらんけど』
ドキドキというより、胸が痛いようなほっこり感です。
そうかぁ、中学三年生の女の子……。なんだか、ほわっとするものがあります。
それと同時に、そういう新しく好きになってくれる子が現れて、いなくなって……という新陳代謝を妨げることにもなりかねない自分の在り方に自己嫌悪やらもして、なんだかです。

どうでもいいけどデビューしたときの入間さん21歳だったなぁとか思ってました。


それと最後に自分の話率が高い話を。
たったひとつの、ねがい。にそれぞれ信じてるあの世がやってくるのではないかみたいなところ出てきたんだけど、わかるなぁ。
わたし、それぞれ全員がじゃないけど、ちょっとずつずれた世界を持っていて、皆同じ世界で折り重なっているようで全然重なりきってはなくて、たとえば超能力がある世界で生きてる人と超能力がない世界で生きてる人が同じ『世界』でちぐはぐをベールで覆われながら普通に暮らしてるんじゃないかって、いえなは思ってるんだよね。
そういうことが普通にあるんじゃないかなーって。壮大でも矮小でもなくなんとなくの感覚でそこにあるような感じ。ずっとぼんやり、現実の器の大きさをそう捉えてる。


P.S.わたしは好きなものを後にとっとく派です。間にちょこちょこ食べたりもします。あ、ただ好き嫌いの嫌いが私あんまりないです。

あと音楽貼っておきますね。

お肉食べる歌。


でもかちくさんなんだなぁって思ったので口ずさんだのはこっち。


追記・書き忘れてたけどわたし活け造り踊り食い基本嫌い。特に口で殺すのに時間かかる生き物。

11/23改訂(にほんごむつかしい)部分は矢印した部分にも一寸あります。

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蛇足追記
本文では父性って書いたけどじわじわ思う。
タクはずぷめぇ。より正確にはタク→←はずとかタク→←←はずとかかな☆
すごくかわいい……。
ツンと無関心と無自覚とデレが人外黄金比してると思う。って言ったら大袈裟だけど美味しい。
Jane Na Doe(中の人) 2012/11/26(Mon)01:59 編集
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実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)

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