いやなおんな ブログ 安達としまむら4 感想 忍者ブログ
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これまでの感想
    

今までの感想記事読み返して「こいつ感想書く気ねえな」って思った。

ともかく読メの感想はこちら
3巻のとき絵柄の過渡期特有の崩れ方してるなーとは思ったけどここまで絵柄大変身するとは思ってなくてびっくりした。とりあえず、有機栽培的なサムシングだったことは確かな内容。永藤は本当に素直な子で、日野は理解者で、ある種の理想だよなこれ、って感じだ。たるちゃん-しまむーら-あだっちーラインのこの関係の感じ、小学校の時に覚えがある……。しまむーちゃん、思ったより許容が広いというか、執着ないなりに安達のことが大好きなんだなぁって思った。あたたかい。安達も樽見も不安定ながら、進むが故に安定してきて、読みやすくなった。
別作品関連話:あだっちゃん見てると「レンコンオバケが女子高生」という言葉が浮かぶ。
別作品関連話:みーまーCD冊子の占い師(駅前)ちゃんがエキシャーマンとか言ってたのは笑った。出で立ちが占い師らしくなってたけど、変わったところと変わってないところがそれぞれあって、なんだか嬉しかったぞ。

いやー、イラストはわたしがいい感じーって思う落ち着き方をしてくれましたのでわたしとしてはおおむね満足です。
ただ、永藤はもっと目に見えてキリっとした顔に描いてくれたらもっと嬉しかったにゃーって。


そして続きからー! いつも通り入間人間作品全般について言及が混ざります

全体的に読み終えたのが数日前なんであれですが。
徳島にメロブないので栞ゲットのためには妹から郵送してもらう必要があって、どっちにしろ発売日とかには読めなかったんよね。

あ、そうそう6月から名古屋に戻りますー。





・一章『桜と春と』

ああ、そういえば安達って子は最初、何かあったらふらっといなくなりそうで、そっと触らなきゃいけない感じの、猫みたいな、そういう子でそういうイメージだったなぁ、ということを思い出しました。
そうそう、制服ピンポンの安達はそういう子だった。

何を着せてもつるんと脱げてしまう感じがする。
今は今で不安定だけど、悪い変化ではないのだろうねぇ。


・二章『春と月と』

流されて、骨ごとふやけた手指で、力の入れ方がわからない。
しまむらって子はそういう人で、そういう時期なんだろう、と記憶していたし、だからこそ流されてどこかに填まれやすいんだろうなーと納得もしたけど、流れていく時間への感傷を意識したせいか、大切なものが芽生えたせいか、どこか前のなんかあれより、柔らかく芯が通っている気がします。
たるちゃんとのことも、それから想像よりずっと意識している安達とのことも。

しっかししまむーさんのことどこか好きになれなかった理由がひとつはっきりした。……わたし、他人のこと自分と同じようなもんだろうと思ってられる人生を送ってる人って大体嫌いなんだよな。

……ところでたろーくんときそくんは何をしているんだろう。いや、きそくんはわかるよ。リラックマ大好きだもんねきそくん。しかも血筋。こいつらも結構ちゃんと友達やってるんだろうなーと、ちょっとだけアイシンクアンシン。
いやまあ、そんなに心配してないけどね。きそくん案外死なないし、それに……。


・三章『月と決意と』

割とマイペースな感じのサボリーさんがあらわれましたな。

そして、そして占い師さんですよ!!
みーまーのときの! 占い師ちゃん!!!(大好き)

入間人間全般をネタにしものメドレーでやってた替え歌動画シリーズでも美味しいところを持って行かせましたとも。
それはともかくもー、変わってない! ってところもあって、「ああ、変わったなぁー」っていうところもあって、彼女だなぁって思うのですのです。彼女の性格や態度が妙に好きなのだ。

安達もここでいい意味で吹っ切れた感じですね。
……って書きながら思ったんですけど、もしかしてたるちゃんもこの人にひっかかりました……?


・四章『決意と友と』

急に有機栽培し出す感じのアレ。

レンコンオバケことささっぴー(勝手に呼んでる)こと笹島康夫も、彼にめっちゃちゃんと付き合うことになったら自分をも孤立に近付けてしまう子で、
そういう性質だけ抜き出して言うならば御園マユもそうだったのだと、そういうことを思いました。

あとは全編有機栽培してた。


・五章『友と愛と』

わかりやすく影響を受けるのあるあるだけど段々大人になるとそれも表に出す機会が減る。自分で新しく作った家族の前とかでなら出しやすいくらいかな。という自分の感覚はともかく。

なんか、日野や永藤とニアミスできるとすごい安心しますね。二章でもニアミスしていたけど、なんかこの人たちほんとわたし好きで。

そしてお泊りなのですが、二人の距離がいい感じに縮まったような、こう、貴重なしまむらの能動態度というかそういうのを感じつつ、

お泊りっておうち観出るよねぇって。わたしもお泊りって何持ってくか迷った覚えあるもの。誰んちに泊まったんだったかな。でも。
流石にパンとか持参はしなかったな。「食材くらい持参した方がいいな。これはいいな。よし無難な野菜だ! とかおやつだ!」とかはあった。
そして拘るふりしてシャンプーリンスぼでーそーぷの小さいやつを持って行かなかった場合は、シャンプーとかどれ借りていいかわからないというあるあるがある。「わーこれたっっっっかいやつだ……でもこっちのは明らかに男性陣のだし……うむむむむ……」とかもある。それがめんどいときは小さいセットを持って行ってつっこまれたら「可愛かったから買っちゃったー」と能天気なふりをする(我ながら搦め手人生だ)。

しまむら母の在り方というか、ああいうのはあこがれ? でいいのか? うちの母親もこんなもんだったかな? と首を傾げつつ、親しみやすくてうっすらといい影響を与えるようで、好感? でいいのか? そういう感情を抱く。

しょーさんと安達のちょっとした取り合い、なんかほほえましいよね……。
腕枕とは距離も縮まりましたな。


・六章『愛と桜と…』

おべんと復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!(二人が同じおべんと持ってくのが妙に楽しい)

なんていうか、そんな風に祈られたら、むずがゆいだろうなーって……みきゃーってなるよね……赤面してしまいそう。
でもわたしも祈ってみたりはするからなー。先輩の手に触れてみたいなーって、サイン会当たったら、あくしゅしてもらいたいなーって、思ったり、祈ったり、夜が明けたり。

しかしまあ、祈りの効果などわたしもよく知ってる通りだったわけだけど、穏やかな春の、桜を追う『今』があるのですよね。
気づくと卒業って来てしまうものだしなー。切ないよなー。終わりを意識すると、始まりも途中も全部切なさの色が加えられるんだよなー。


おまけ「ヤシロry :まとめて感想

ヤシえもーん、法律法律ー。
なんともまあ、神秘との交流の在り方としては、ほんとうに可愛らしく、可愛らしくて可愛らしい。

ていうか不定形な異星人さん平均寿命やたらなげえなー。八億歳って。
おらーは、えいぶどっぐは確かに1600年前くらいに使われていたことが確認できていますし、リトルヤシロンからしたら生まれる前の言葉ですねー。


おまけ「日野家来訪者」 :まとめて感想

安定のお二人である。この空気感である。あとかぐやさん、小さいのを嫌がるのもいるって、つまり日野にそういうこと言って嫌がられたのか。(でっかいのは前川ちゃんとして)

永藤の素直さの前では、どういう『かわいい』かとかそういう分類的なものなど無意味だし、そんなもの永藤は持ち合わせてないんだろうなと思う。単純に『日野かわいい』で『好き』で、って感じなのだろう。
そしてそんな永藤に照れたりしながらも理解してここまできている日野。この二人の安定感半端ない。

「これもう恋愛だろ!」とか言っちゃう必要は一切ないなーと思う。どうあれ好き。どうあれかわいい。どうあれいっしょにいたい。ほら、オーガニック的な何かだよ。

たえ(妙子)ちゃんと晶ちゃん、という具合に、抱月さんと桜さんと同じように名前が明かされたお二人でした。


今日の安達さんについて :あたまをとりかえよう(あどばいす)。



あとがき

ただでさえくっそ偏食なこの人が食べられたはずのものにアレルギー発症しているとわたし無駄にとても心配ですだよ。

しかしいつも塩素の匂いがするとかうらやましーぞ。わたしだってそれくらいのペースで泳ぎたい! 数年泳いでない! おーよーぎーたーいーいー!!

仕事によって力の入れ具合……かぁ、わたしは報酬(含め、全体的なケース)によっては変えた方がいいんかなって、きまじめに迷う派です。
仕事だからこそ、報酬ケチられたときにまで全力でやってしまうのは、理に反するだろうと思うし、まだ見ぬ後輩が困らされる土壌を築いてしまうかもしれない。だから、わたしは迷う。迷って考えて、動く。

相変わらずゲーム大好きなんだなーって、微笑ましい。


でもでもおとーさんおとーさん、お薬はお水で飲んでくださいね。ね!

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分家(閉鎖):手紙の墓場この記事参照


くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
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