ということで書き忘れんぼさん。

あのねのね、いえなは結構最初から、このお話を『恋愛モノ』としても『ディストピアモノ』としても楽しんできていたのです。
勿論『恋愛モノ』のみに舵が絞られてしまうことも考慮していたから、そ、そうだとしても面白いけどーぉーおーディストピアも期待したいーぃーいー……って感じだった（文字に起こすとくそうざいなこれ）。


で、ディストピアものとして考えるとしたら外せないのが、歳の近い異性以外のなにかをスキになる子。


だからわたし、最初は莉々ちゃんが美咲ちゃんのこと好きになると思っていたの。がうがうー。
べべ、べつに両方由佳吏のこと好きになってもいいけどさーうーうーって思いつつ。

その理由のひとつに、つくりや『にじみでるもの』は女性的な漫画だったけど、めいっぱい意識的に詰め込んだ要素はオトコノコ向けの漫画だったってことがある。これだけ意識して無理に舵切ってるなら、とことん、だろう、と。

それについてはほんとうは二通りの考えを持っていた。

①主人公への好意の集中は外せないので、男の子にも由佳吏を好きになってもらう。（ハーレムモノだと結構そういうネタ目につくしね）
②掲示板とか見ているとオトコノヒトって同性に好かれるのをそれこそ極端に懼れているヒトが多いし、百合っぽさの微人気、腐叩きなどを考えてヒロインにヒロインを好きになってもらう。（そもそもわたしが好意は分散している方が好き、という願望の表れもある）


まあ、サブキャラ同士っていうのも考え付かないでもなかったけど、その場にはいなかったしメインに踊り出ないとディストピア薄いし、もっと持つ人の割合が少ない愛はややこしくなりすぎるからないかなーって……。

それでわたしの予想が②で、本編は①だった、というのを書き忘れてしまっていたなーって。
オトコノコ向けとか女の子っぽいとかいちいち書いてごめんね、前記事でも言ったしツイッターでも言ったけど今回の記事が一番適切に言葉にできている気がするのでまた書いちゃっとくね。


好意は分散している方が好きとは言ったけど読み返せば読み返すほどネジが可愛すぎたので、莉々ちゃん以外の二人の好意については割と納得？というか、わかるわそれーというか、そういう風に思っている。

莉々ちゃんなー……うーん、科学の赤い糸マジックはあるものの、なんだか刷り込み効果みたいな風にしか思えないんだよなぁ……雛鳥みたい。
気は合うんだろうけど、いきなり恋に育っていかれてもついていけないというか……。それともこれから描かれていくうちに何か違いがわかるんだろうか、それとも政府通知の恐ろしさはそういうところなんだろうか。

いえなは莉々ちゃん好きなので、ただでさえ他人のこと簡単にチョロイって言っちゃう最近のクソ共多くの方々にチョロインの烙印押されてそのまま終わったらショックだなぁ……。
わたしは物語と現実の区別は基本つけないから、莉々ちゃんへの好きには少し尊敬も混じっているので。わたしの好きなわたしと、少しだけ似ているので。


とまあ話は逸れましたが、そんな追記なのでした。

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