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今 更 で す ! ! !
Fをふと読み返したからさ、フィータス。電マガの短編にしか載ったことないから、今から手に入れるってのは多分無理。だけどどう思ったか書きたいんだもん。
あとシリーズについてのことはずっとちゃんと言ってなかったのが気になってさ!
冥王星O記事一覧(順番が少しいい加減です。本来はV,W,H,F,P,J,T,DDの順です)
Wの感想はこちら
Vはちゃんとは感想書いていません。若干書きづらいのもあって。ただ読書メーターにはちょろっと書いてあります。
Pの感想はこちら
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Tの感想はこちら
DDの感想はこちら
・さて、フィータスより先にDDとシリーズについて考察……というか、前々から考えて思って、「あ、多分これで正しい」って思っていたんだけどTwitterでしか言っていなかったことを言います。
結論から言って、デッドドールのダブルDはまーちゃん(魔太郎)が書いたものではありません。おーちゃん(王太郎)が書いたものです!
もちろんわたしが出した結論です。
まず、設定のズレが大きいです。うろおぼえですけど、確か【彼ら】もあらすじでしか言っていません。あと色々違いますがそれは大幅すぎるズレの前例色々(VとWの時点で時代がかなり違うしね)あるのでうーん……上手く言えません。
で、いちばんの根拠。それは
著 舞城王太郎
原作 越前魔太郎
となっている、ということです。
これを素直に受け取ればいいだけだったのです。
つまり、まーちゃんを生みだしたのはおーちゃんだけど、でもこのダブルDはまーちゃん原作のお話をおーちゃんが書いただけ、ってことなんです。
まーちゃんを生みだしたのがおーちゃんでも、まーちゃんの著作をおーちゃんが取り上げることはできません。
もしもまーちゃんの作品のすべてを描いたのがおーちゃんであれば「それはまーちゃんの作品でありおーちゃんの作品である」という事実も成り立ちます。
でも、そうでなければ。他の人が書けばおーちゃんの作品ではあり得ません。
そして、今回の企画のように持ち回ってシリーズを書けば、Vはおっつん、Wはいとくん、Hはもつなべさん、Fはいおちゃん、Pはよしのちゃん、Jはカズマくん、Tはみかげくんの小説であっても、シリーズを通して書いた作家はまーちゃん……越前魔太郎です。
勿論、持って回ったのは【冥王星O】の設定に因るのでしょうけど。
これが真実で間違いないとしたら、結構さみしい話です。
考察等で盛り上がってもおかしくなかったはずのインターネットですら、「売れなかったから真打ちでは名前を出さざるをえなかったんだろw」って扱いだったのですから。まーちゃんはおーちゃんじゃないってわからない人が多かったのですから。
さて、続きからフィータス感想です。ネタバレありです。
最初に読んだときは確か、邪魔をせず主張せず、間を埋める短編にちょうど良く、冥王星Oの世界観を伝える短編。という感想でした。
今読んでみても、そういう堅実な作風だという感想が一番に出ます。あと扉絵の窓をつくる男が大変イケメン。
これも愛の話でした。
生の機構として考えると不自然な汚れとして描かれた愛のお話です。
元からイかれてたとか言われたときはどうしようかと思いましたが、確かにおかしな男の人の人生です。選んで彼らにしょっぴかれ、死体を解体し続けた彼でしたが、人間を超えた【そいつ】を育てることにより社会性、人間性を保っていました。
人間や社会についての記述も見られます。
全体的に、ちゃんと面白い冥王星O作品です。
という記述を実は見逃していたのもあり、昔読んだときは普通の姿のままで死体解体しているのを想像していましたが、よく考えると『骨抜きにされなかった』描写なんか一個もないですね。された描写がなかったからうっとおしさ不足で普通のままのつもりで読んじゃってました。
彼女がどんな容姿(主に体)に成長したかも実はちょっと気になる。筋肉質だったとかそういう風な想像のかたち。
美しい生き物に社会性を染みつかせてしまっていいのかーとかその辺りの思考もなんとも面白かったです。
彼らのエグさもよく描かれていました。趣味が悪い。
【窓をつくる男】が運び入れ役を空間に入れる役目をおっていたのは間違いないと思うのですが、イレギュラーがどこから来たのかってのはありますね。
もしかしたら窓をつくる男が興味を持ってそうしたのかなってわたしは多分思ったはずです。
……彼の話を聞いていたのは、一体だれだったのでしょう。
Vの冥王星O? 顔のない女? 右手を隠す男? 誰か知らない冥王星O? それとも、全然関係のない人間? あるいは、すっかり人間になった彼女?
……今書くまで全然考えたこともなかったんですけど、そうでした、彼女の可能性もありましたね。っていうか顔のこととか年齢のこととか考えて彼女かな。彼の話をわざわざずっと聞くというのも、そんな感じ。
いやなんかね、どこへなりと逃げて生き延びてそのまま(窓男も見逃しそうだし)って気がしていたんだよねなんかずっと。
順当に考えれば……そうか……。そうか。なら彼女は彼のために。……そうか。
とりあえず廊下は緩やかな円というより不思議空間になって繋がっていたのだと思います!
フィータスの意味は胎児でした。それでは。
今読んでみても、そういう堅実な作風だという感想が一番に出ます。あと扉絵の窓をつくる男が大変イケメン。
これも愛の話でした。
生の機構として考えると不自然な汚れとして描かれた愛のお話です。
元からイかれてたとか言われたときはどうしようかと思いましたが、確かにおかしな男の人の人生です。選んで彼らにしょっぴかれ、死体を解体し続けた彼でしたが、人間を超えた【そいつ】を育てることにより社会性、人間性を保っていました。
人間や社会についての記述も見られます。
全体的に、ちゃんと面白い冥王星O作品です。
どう姿形が変わろうとも
という記述を実は見逃していたのもあり、昔読んだときは普通の姿のままで死体解体しているのを想像していましたが、よく考えると『骨抜きにされなかった』描写なんか一個もないですね。された描写がなかったからうっとおしさ不足で普通のままのつもりで読んじゃってました。
彼女がどんな容姿(主に体)に成長したかも実はちょっと気になる。筋肉質だったとかそういう風な想像のかたち。
美しい生き物に社会性を染みつかせてしまっていいのかーとかその辺りの思考もなんとも面白かったです。
彼らのエグさもよく描かれていました。趣味が悪い。
【窓をつくる男】が運び入れ役を空間に入れる役目をおっていたのは間違いないと思うのですが、イレギュラーがどこから来たのかってのはありますね。
もしかしたら窓をつくる男が興味を持ってそうしたのかなってわたしは多分思ったはずです。
……彼の話を聞いていたのは、一体だれだったのでしょう。
Vの冥王星O? 顔のない女? 右手を隠す男? 誰か知らない冥王星O? それとも、全然関係のない人間? あるいは、すっかり人間になった彼女?
……今書くまで全然考えたこともなかったんですけど、そうでした、彼女の可能性もありましたね。っていうか顔のこととか年齢のこととか考えて彼女かな。彼の話をわざわざずっと聞くというのも、そんな感じ。
いやなんかね、どこへなりと逃げて生き延びてそのまま(窓男も見逃しそうだし)って気がしていたんだよねなんかずっと。
順当に考えれば……そうか……。そうか。なら彼女は彼のために。……そうか。
とりあえず廊下は緩やかな円というより不思議空間になって繋がっていたのだと思います!
フィータスの意味は胎児でした。それでは。
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途中までサイトの1コーナー扱いでしたが途中でブログ独立宣言。2011年1月9日、カウンターつけてみました。
いやなおんな(index)関係の更新履歴でもあるが、感想とかのブログでもある(たぶん)し他にも気が向けば書く。二次創作なカプ厨。
実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)
くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
しかしわかりづらいあだ名が多い(ひどい)。
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片手羽の下の名前はいえなです。Twitterまとめ記事等ではしょっちゅう出ていましたが、
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
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