ブログです。
ちょっと寝て起きて追記した。色はこの色。
先に一言言おう! 結構つまんない!
では続きからネタバレ感想を少々。
いや、本をダシに自分の気持ちを、ってのいつもの感想スタイルね。
感想より先に私からの二人称書いときます。
先輩、いとくん等=入間人間
ウサギくん=跳ね髪の方の男の子
彼女ちゃん=タイトルでも呼ばれる彼女
カメくん=キモ系絵描き男子(ウサギくんとセットで一人称担当ってことで勝手につけた)
先に一言言おう! 結構つまんない!
では続きからネタバレ感想を少々。
いや、本をダシに自分の気持ちを、ってのいつもの感想スタイルね。
感想より先に私からの二人称書いときます。
先輩、いとくん等=入間人間
ウサギくん=跳ね髪の方の男の子
彼女ちゃん=タイトルでも呼ばれる彼女
カメくん=キモ系絵描き男子(ウサギくんとセットで一人称担当ってことで勝手につけた)
他人の感想に衝撃など受けずに感想を書きたい+他人の感想は上がってる傍から読みたい派なので
「わたしに衝撃を与える感想はわたしが感想を書き終わるまで誰も書くんじゃねえよ」
ととても身勝手なことを常日頃から思っている片手羽いえななのですが、読んでしまったものは仕方がないので一応貼って、ついでに感想の感想?もメモらせてください。
彼女を好きになる12の方法 (メディアワークス文庫 い 1-10)についての久遠の都さんのレビュー - ブクログ
わたしもカメくんの対比はウサギくんよりむしろ彼女ちゃんだと思ったし、彼女ちゃんストーカー気味だなぁとも思ったはいたけど、ここまで、『すべて計算』と考えられるような人物だったことを知って、「ああ!」となってしまった。
『家を教えた覚えがない』も『鮮魚エビに感傷的』も『漫画を朗読』も、そこまで深く考えなかったので、そういう可能性があることにびっくら。全部合ってるとは限らないけど、確かに、です。
ただでさえ「見た目至上主義は自分の正当化込みかな?」と思ったいえなですが、これをプラスするとエラい正当化っぷりです。
……気づかなかったがこれにはわけがあってだな。
家にいつのまにか来るのは入間系付き纏ってくる知り合いにありがちだし、鮮魚エビに感傷はわからんでもない上この間の入間作品のトンボちゃんがそうだったし、漫画朗読は人前じゃ我慢しないこともないけどわたしもそうだし……むぅ、はっそうのまけおしみ。
『純粋に本についての話』以外ですが、この感想の「…………ああ、あなたの周囲のことかよ」感も好きです。これだから他人の感想は好きなんです! どうでもいいことを思い出しては書くものだから!!
それらを排してレビューに努めようという姿勢も大変に結構ではありますが、わたしが好きなのはこっちなんです!
あ、で、本題! 自分の本書の感想!
とりあえず読メに書いた感想貼って、
入間さんの最近の考え事はこういう方向なのかぁ、とは思ったけれど、あんまり中身がなくてすきではないです。ウサギくんとは気が合いそうですし、すとーかーくんも無理矢理話し込む方向に持っていけば友人として愉快な奴になりそうですが、彼女ちゃんがこう、同性として、たまにする雑談にも値しない女の子だったので、ちょっとこう、そういう戸惑いもありました。異性としては魅力的なのですが、そこにちょっとした頭打ち感があって。彼女も彼らもお話もいまひとつ? 大学の三丁目やきみ好きな人になりたい辺りのセルフパロは笑わせてもらいました
んで、キャラ感を。
ウサギくんには結構共感できるところがありますね。
ぬぼぉーっとしていて、考え方の癖とかが確立されていて、んでもって……どっか鈍いなこいつ。
でも鋭さもあるんだよねぇ。彼女ちゃんの計算には気づいた上で惹かれているところがあるし……。
カメくんに興味持ってみるところとかにもおかしみがありますね。普通に心配しちゃったり、認めてみたり。いい奴なんでしょう。居酒屋で置き去ろうとしたときは「お前天然ってレベルじゃねーぞ」と思ったけど。
むつかしいこと考えたり妙に謙虚なところをちらつかせたり、魅力的な人物なんだろうなぁって感じです。
相手を心から想うことは『想い』でいい。友情だの愛情だの、区別しすぎだ。
って考えいいですねぇ。ウサギくんらしいし。疲れていたときの××くんもそんなこと言ってましたね(入間作品)。ちなみにわたしは彼女ちゃんの直前の発言には反対ですネ。普通にってのもあるだろうし、もしもお互いの下心の総量がゼロじゃなくても友達は友達だよ。大切なお友達。
カメくんは……ごめんきもいわきみ! でもうぅんと、彼女ちゃんの態度はキツめかも? わたしも大人になるにつれ上手く嘘ついて避けようとするようになってきたけれど、ちょっとかわいそーではあったかなって。
キモくて偏愛で思考は一定以上まとも、って、普通に地獄じゃないですか。……可哀想に。
ウサギくんとのやり取りで人種としてのリア充非リア充を見せてもらえたのはいんとらすてぃんぐです。
今後彼が好きになった人に好きになってもらえるかはともかく、絵が描けるだけでコロっと興味を傾けてしまうようなおなごというのも存在するのでその、今回は、大学生活三年間は……ど、どんまいです。
にしてもクリスマスのあの流れはワロタ。ありがとう、笑いをありがとう。
彼女ちゃん……は、うぅんと、実は読メ感想にも書いたのだけど、面白くないのよね。
見た目とか、けたたましく笑うとか、現金なとことか、色々ハッキリしてるところとか、魅力はあるのよ。でもやっぱり異性としての魅力以上でも以外でも、ない気がする。
Twitterではパワーパフガールズになぞらえて、お砂糖と素敵なものいっぱいはあるけどスパイス不足でケミカルXも入ってないと言ったけど、ほんとに。
こいつただの恋愛脳なんだよなぁ。オマケに計算の仕方も可愛らしい癖もわたしと共通点が多くて感心することすらできないし。
利己的な考えってのは『当たり前』がすぎるし、意外性(スパイス)に感じさせる歪みやねじれやヘンな優しさとか律儀さとかを備えてないから、きっとこいつ話しても五秒で退屈できるなって思えちゃうの。
一途もバッサリも構わんけど、なんかすかすかしてる。つまらない女の子だなぁ。
本編中の色々は、ですね
最後に震える青い唇。そして答えは……。
言わずもがななのでしょう。漢数字とアラビア数字が最後に入れ替わったところを見るとやっぱり彼らの答えは入れ替わってるのかなぁという気もするけれど。
この小説では、『ウサギくん⇔カメくん』、それと、『カメくん⇔彼女ちゃん』という対比が出てきましたね。
彼女ちゃんの容姿至上主義なお断わりします(AA略)の理由付けは、元々の考え方とそれだけじゃなく自分の行動への正当化もちょっとはあるだろうねーと、読み進めていくうちに思いました。
自分もやってるこたぁ変わらないのにされると「キャアアアアアアアアア! セクハラよおおおおおおおおおおおお!」って言う女は多いもんですからねぇ(ぼくもやらん保証はできん)。
ウサギとカメ(勝手につけておいて勝手にしっくりきているなう)はウサギくんが一方的に彼の考えを尊重しているところが面白いです。
そういうひとだから、彼女ちゃんと付き合ってこうなっているのでしょう。
いちゃつき具合は特に新鮮味はなかったかな。よくあるカップル物程度。
あと描写で「なるほど笑えるw」と思ったのが、カメくんが「どうせエロイことしてんだろおおおぉぉおお!」ってなっててウサギくんと彼女がエロイことしてないところ。
それからあとはセルフパロにはいっぱいいっぱいまで笑わせてもらいました!!
でも、これだけ豊かに感想を書いておいてなんですが、やっぱり起伏が薄いし彼女ちゃんがつまらない女の子だし、面白くなかったし好きではないです。
本編とクロスオーバーと個人的にと色々については、まず、
ボツになった大学の三丁目あたりで(仮)の序章?的な、大学の三丁目あたりで―序章その1―と起こっていたことが同じなのが、
あくまで大きな流れがあって、たくさんの人がいて、主人公として用意される視点がが変わっただけという、
入間人間の群像劇フェチっぷりがよく出ていて萌えました。ごちそうさまです!
追:……と書きましたが同じ人物だとしても時系列違いますし(三丁目では『昔、』だった)、結構痴話喧嘩あるみたいですし泣き喚くと机叩いてどうこうじゃ違うかもしれないです。勇み足。
いいですね、フェティシズムっていいですよね。すてきです。萌えられる対象について考えるのも萌えているその瞬間に思いを馳せて指をすべらせてみるのもときめきまやこん。
はい、そうです、変態ですよ。
「このド変態が!」って罵っていいですけど罵っていいのは可愛い女性や少女と彼氏といるまさんだけです。殴られていいなら抄子せんぱいのお弟子さんや私の友達もどうぞですー。
あと、『入間人間作品』をひとつの大きな群像劇として捉えるならば、これくらいからっぽな長編もないとおかしな『群像劇作品』になりすぎてしまうので、この小説の存在は必然かもしれませんね……。
とはいえ面白くはない。二つの対比が出てきて季節が一周した対比が出てきて、でも、面白いとは思わないわ。単純に。
同じアパートに住んでる有名人さんはきっと弟子せんぱいですかね(予想)。小説家さんですからねぇ。
追:と書いたがよく考えたらそうだよ全裸の人だよ!! 小説家じゃねぇわ、有名って、多分全裸の件だ、弟子りんだとしたら。
隣人さんは他の小説に出ていたのかもですがわたしにはわかりませんので多分出てないですね。わたし、先輩フリーク。
他のお話でまた彼のお話も書かれるかもしれませんし書かれないのかもしれません。そういう人が居た、それだけです。
にしても汝隣人を愛しやすい隣人ですね。それは隣人から見たウサギくんも同じかもしれません(こういうのにこにこしちゃうよね)。
どうでもいいけどお腹の上で彼女ちゃんがキャッキャしていてどうしようこれ、なシーンでまず真っ先に思ったのが「ああ、はじめてのときその体位おすすめできるよね」だったんだけどわたしの頭は取り変えた方がいい?
……それはともかく……このシーン、彼女ちゃんカマトトぶってたりしてね。それもまたをかしですけど。
あと二人はプラトニック……というよりなんかういういしい中高校生カップル的なあれ? ですが、わたしは触ってみないとわからない派なのでピンとこないですなぁ。
何より言いたかった一言。それは……
す
ぅ
ぅ
ぅ
う
↑
息
を
吸
っ
て
い
る
ぅ
ぅ
ぅ
う
↑
息
を
吸
っ
て
い
る
すき焼きに卵を使わないとかねええええええええええええよ!!!
ググったら使わない人たちも居るみたいですが、俺的にはねえよ以外の何物でもねえよ。
……ふぅ、この小説を読んで一番引っかかったことについて大きなフォントで言ってすっきりしました。
追記:この記事投下数分後にひらめいたけど、ウサギくんと彼女ちゃんはすき焼き色々違えど大前提となる(?)卵の扱いが同じ、という描写だったのかもしれませんね。私的には超ねぇけど。
あとがき
あとがきのネタが切れまくっていて可愛い。人間(にんげん)もいつだってすばらしいだろう。だが、人間(ひとま)もいつだって可愛いですよ!
先輩可愛い。でもすき焼きに卵を使う発想が出ないお二人を見て考えると先輩も卵は使われないんですね……。もう先輩と結婚する妄想(精度は保育園生程度)できない。
えっと、色々ブラウジングしたり最低な下ネタが濃くなりすぎてとりやめたりしているうちに感想書く時間えらい長くなって(いつものことだけど、風呂タイム含めたら五時間以上かかってる気がする)しまって間伸びして書き忘れあるかもしれないけどそれはまあ、のちのことってことで。
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途中までサイトの1コーナー扱いでしたが途中でブログ独立宣言。2011年1月9日、カウンターつけてみました。
いやなおんな(index)関係の更新履歴でもあるが、感想とかのブログでもある(たぶん)し他にも気が向けば書く。二次創作なカプ厨。
実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)
くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
しかしわかりづらいあだ名が多い(ひどい)。
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女性
自己紹介:
片手羽の下の名前はいえなです。Twitterまとめ記事等ではしょっちゅう出ていましたが、
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
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