いやなおんな ブログ トカゲの王Ⅲ ―復讐のパーソナリティ〈下〉― 感想っというか書き散らしっ! 忍者ブログ
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上はこっちだよっ!


一言で言うとやっぱり遊里さん、というか遊里さんと成実ちゃんが天使なわけですけど。

続きからはネタバレありでっ、感想です。
でも今回……『も』、かな。あんまりじっくり読めちゃいないの。ごめんね、ごめんね。


ところで今回ポケモンネタ多くね? しかも初代だからわたしにもわかる親切仕様。




雑多で順番もバラバラな話の下に真面目に話したいなって部分だけ話してる部分があるので、そこまで飛びたい方はこちらから。




・本編に雑多に言及

あっはっはー! ついにやっちゃったねトカゲちゃん!

べつにそういう道選ぶの否定はしないけど、でもキミを肯定する流れが増えすぎたら刈ることも辞さないよ、わたし、キミみたいなガキはきらいさ☆

と言ったようにぼくはね、自分のために他人を巻き込みすぎる連鎖ができすぎると厄介になって暮らすのが息苦しくなるからトカゲの選んだ道を肯定することはないよ。恐らく一生ねっ。
でもそれくらいで丁度いいでしょう? 偶には否定されないと落ち着かないくらいのところにトカゲくんは行くんだよ。

そんな思考だけど、
……かといってわたし、別に麻衣(呼び名再び迷い中)も好きじゃないのよね。
遊里さんには『はにゃ~ん』だけど。


石竜子くんが奮闘したのもなんか割とどうでもいいというか。
普通ね、ドンケツの子見ると応援したくなっちゃう的な心理で応援したくなるはずなんだけどそうでもないんだよね。

とりあえずキャラへの印象からバラバラにエピソード思い出して色々書きますねっ。

海亀ちゃんとかかわいい。乳首はね、ひっぱってなんでも伸ばせたらとりあえず伸ばしてみるよね、うん。ぼくも能力使えたら多分伸ばすわ。
んで成美ちゃんもかわいいよ。『トカゲの王の世界観』の外に立っている『普通のいいひとたち』は普通なのね。たこ焼き屋さんの女の子とか。

『世界観が違う』というとトンボもだけど、トンボは濃すぎだ……こいつ生きる気ないだろ……。


「「「殺し屋さんだ」」」

で締まりのない妙な大またを披露されたシーンは三人とも面白かったし、年相応以下の振る舞いをするカワセミくんはなんだかムキになっていて面白かったです。


というかね、すっごい親近感を覚える部分が多いんだけど特に麻衣さん。
川尻でこうさくが出てくる辺りとか、ドードリオ・ゲンガーに聞き覚えある辺りとか。途中まで普通の人生だったんだなぁって感じだ。
それ言うならドードリオ・ゲンガーを名乗った海亀さんにも親近感ぱないけどね。なんせひっぱって伸ばせるからって乳首伸ばして踊るんだぜ。バカって意味じゃぼくのお仲間だ。

殺伐としたポケモンフィールドでいうところのポケモンセンターみたいなひとたちが増えたのでちょっとは読みやすくなってきました。

浅香さんはまた厄介だけどな! お前の息子大活躍でしたよ! 電マガ掲載の短編で!


・イラスト

表紙はそこまで気に入ってないですが、裏表紙の要っちかーわいーい! ちょっと気に入ってしまった。
海亀かわいいし成実ちゃんはちゃんと平坦だし、なんとなくブリキさん上手くなってる気はします。なんか麻衣さんが外人ヅラになってるけど。

あとキャラ紹介の白ヤギさん、みーくん(入間さんのデビュー作・みーくんまーちゃんの主人公の方)かと思った。
カラーいいなぁ、巣鴨ちゃん可愛いしカワセミ黒髪いいなぁ。
ところで和装するようになってから和装気になってしまってるんだけど、今巻は白ヤギさん浴衣一枚になりましたね。ただ縫い目ェ・・・だけどこれは他の絵師さんもやりがちみたいだしなぁ。

以下箇条書き
・1巻のときから気になってたけどカワセミくんミニマムすぎwwwwwwwwwwwwww
・雉間君顔つきテラギークwwwwwギークボーイ乙wwwwwwww(気に入った)
・トンボなんでお前挿絵だけ美形なんだよwwwwwwwwwwwwwwwww
・ニヤニヤしてる巣鴨さん超いい顔ですね。(変な顔のカっくんはいまいち)
・倉科さんテラカメレオンwwwwwwwww



・マジな話。

この上下巻のエピソードは
 復讐にも、それぞれのパーソナリティがある。金太郎飴のように同じ絵柄とはいかない。

って結論なのでしょうね。

 人間はそこまで無能ではない

ってのもそうだといいなぁ!

麻衣と遊里さんの二人は図々しくないことに釈然としなかったり、頼ってくれて嬉しかったり、いい関係だなぁって思います。
お友達になれるといいなあ。何が大事かはお話して、それで。

それと、職業や属性についてなんですが、生も死も濃すぎるとお家に帰れないんですね。

麻衣:苛烈な死(狂戦士化してるとき)
遊里さん:強烈な生(元のお仕事)

巣鴨:併せ持つ(露出過多のハリケーン)

かなぁってなんとなく思いました(絵を見る限りじゃ巣鴨属性はシラサギもそうか)。
石竜子は無で。
片側ずつ持つ二人は引かれあって、併せ持つお嬢さんは単体で無の石竜子を追い回してる。しかも実家住まい。


話変わって光くんはパチ屋での強運が伏線で実はケロリーンと中心人物として生きていたらおもしろいなぁっていえなは思う! 

同じシーンに出てたから思い出したけどハヤブサちゃんがとっとと死んだのは若干面白かったです。面白いひとだったけど。

ところでシラサギについてなのですが、あれ、なんかすごい美味しそうに焼き肉食べてるシーンみたらちょっと嫌いじゃない風になって、宇白要っていう本名聞いたらちょっと可愛く思えてきた。

あとシミズさんのせいもあってなんかキャラたちへの気持ちが全体的に若干軟化させられてしまいました。
おじいちゃんから見た子供、という意味での各キャラが書かれてしまうとうぅー……。巣鴨ちゃんですら……うぅーんと……(きまずい)。
シミズさんは、トカゲくんへのお説教も含めて、てんけーてきに、おとなのひとだなぁって思いました。
……ん、白ヤギさんとかも大人? うぅん、成人してもまだ子供だよ。おじいちゃんくらいでもないと。遊里さんのこともわたし、大人、だけど、なんかこー、シミズのおじいちゃんなんかと並べると単に『おねーさん』、って思うし。


あと、冒頭の描写、からして現場ではああ振る舞っていても神経は一般人で、ほんとうに『お仕事でしてる』んだなぁって思いました。
シミズおじいちゃんについてしか書かれてないけど、大抵の、『落ちちゃってない』殺し屋さんはこの世界観でもそうなんだろうなぁって。カワセミくんも子供みたいにゲームしてたしね(この子はある意味落ちてる気するけど)。


マジな話は言い足りてない気もしますがあとは別なこととかに触れてこの記事終了します。



・あとがき

今になってかよ!!!

でもわたしもウォーキングのWだいすきっ、だから、宣伝しちゃえしちゃえーって思う。
わたしウォーキングのWはおとーさんまで好きだからねっ。

アニメ化の件はウケました。麻衣さんの周りはラブコメと言い張れる気がする(百合的な意味で)。

右目の件は……あぁ、そうかぁ……って、思いました。なんだかふしぎな気分です。忘れちゃってたのほんとうとして、っ、そっかぁ、って……。

いるまさんはおとーさんもおかーさんもユニークですてきですねっ。


・著者近影

いるクまはツンデレ。ていうかやっぱりシーウォーカーのアニイ君の絵のモデルいるまさんでしたか。(ちがったらごめんなさい☆)

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やっぱり、遺跡のところのねこは、アイで空が落ちてくる、かな。
Jane Na Doe(中の人) 2012/06/16(Sat)20:10 編集
今回もリンクさせていただきました
こんにちは。

・イラスト
「以下箇条書き」の部分が自分の感想と完全一致で驚いたw

それはさておき、親近感とか気持ちが全体的に軟化させられたとか、私も同じ感想ですね。
あえて、オン/オフ両方の描写をしているような気もします。
異能力バトルというジャンルでも、あくまで入間人間が書くのは「人間」の物語というか。

同じくウォーキングのWだいすきっです。
思わずトカゲ3巻読了後に読み返してしまいました。あまり注目されなかった気がするけど、すごく良い出来だと思う。
トカゲ王@ URL 2012/06/30(Sat)12:12 編集
Re:今回もリンクさせていただきました
こんにちは。コメントありがとうございます&リンク編集おつかれさまです。

箇条書きは結構みんなこう思うよなーとは思ってましたが……まさかの完全一致ww

>あえて、オン/オフ両方の描写をしているような気もします。
オン/オフ、なるほどその言い方がしっくりきます。
どこまでいっても人間だから面白いんでしょうね。とりあえずおじいちゃん視点は卑怯です><

>同じくウォーキングのWだいすきっです。
おお! 同志ですね! あれはよかったですよね。ひとつの話としての面白さもありながら上手に冥王星Oしてましたし。
わたしも読み返したいなぁと思いました。
Jane Na Doe(片手羽) 2012/06/30 16:18
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