いやなおんな ブログ 昨日は彼女も恋してた 感想……って呼んでいいのかこれ 忍者ブログ
ブログです。
発売前に「上下巻足して呼び名は『今日の彼女は恋してない』だな!」とか言ってた阿呆のブログはこちらで合ってます。
表紙見たときなんか顔が穏やかすぎてむかつくって言ってたのも私です(AA略)。

こんばんは、Jane Na Doeだったり片手羽いえなだったり○○○○○(本名)だったりJane Doeだったり色々忙しい人間です。

発売しましたね!
えへへ、ちょっぴり早起きして学校行くより先に買っちゃったのですよー。


今日は入間さん公式サイトの更新もあって、豊作ですなぁ。のふのふ。
そっちのは別記事ででも書きますね。しんさくじょーほーも、そっちで。


読んでてぼーっと思い出したことについては先に記事立ってる。

ということでまず、あとがきの『新聞をなぜ読まないの?』という質問に答えてみましょう。
いや、普通に答えればいとくんと同じなんだけど。でも、いとくんのおとーさんと張り合ってはいないんだけど。

っせーのっ『          、                ☆』←※リンク先音声ファイル

あ、あと読書メーターに書いた感想

誤変換多いにゃー。でも、中身はとても面白かったです。いつもに二割増しくらいやわらかくてかわいい感じがした。島だからかなぁ。過去の自分に対してのこととか、色々にやにやしました。文章も空気も人物も物語もけっこー好き。いるまさんっぽさやさしめだった気がする(気のせいかな)。……おうどん、食べたかったのになぁ。下巻まだかなぁ。



それでは続きからネタバレありで、感想と、来月発売の下巻について書こうかと!

いつも通りえらい散文だ……。

ぐぬぬ……。ふぬぬ……。

いちずで、あまずっぱくて、二人とも反応がひどく素直で……。
ふぬぬー……わたしがもうちょっとフレッシュな女の子とかだったらもっとこう、赤面できたのになぁ。
授業中露骨に笑い出してにやにやするのが関の山だった(※あまりにもその授業が得意すぎてとっくに課題全部終わってたから黙認された)。

ていうかにやにやしすぎて笑いもらし過ぎてとても気持ち悪かった、俺。

やっぱりタイムトラベルものだけあって、さんしろー(『未来を待った男』の人)が持ってた空気を思い出した。そういえばあの短編、一人称は左門なのに、瀬川の匂いがすごくする。


閑話休題っと。そういえばニアもマチも閑話休題言わない子だったな。まっすぐ、なのかなあ。
(追記:もし気のせいだったらごめんね)

今回は、いつもは先が気になって読み飛ばし気味になってしまうのでその癖を押さえつけていつもよりじっくり読んでみた。

じんわりした。

ニアいい子だなあって。いいやつ、とかじゃなくて、いい子だなあって。
基本的に二人とも純朴で、赤面とかもなんか色々素直で……。
マチは一度本土で暮らしているけど、ニアほどじゃなくても島民感がちょっと感じられる。のほほーっと。

いつもの入間作品よりも、『可愛い』より『かわいい』が似合う子たちだなあー。

表紙もとてもきれいで、いいですね。色合いとかすごくいい。『昨日』っぽいし。見れば見るほどニアは『島民』って感じの顔してるな。マチほんとお人形さんみたい。
左さんには珍しく中身と絵が若干違います。あんまり首回りとか腕とかたくましく描きすぎても購買層が……ってなることうけあいなのでこれでいいのだろう。イメージイラスト。

色んな景色とか、いつもよりめいっぱい吸い込んで想像してみようとしてみたせいか、なんとなく島の景色に愛着が沸いた。
子供時代の自分にうあーってなってる二人とか、のどかなのも相俟っていいなぁって。
子供のしったかぶりとか露骨な態度とかすっごく、なんか…………わたし、歳とったな、まだ二十代に足踏み入れただけなのになぁ。

ルービックキューブな時計はちょっと想像しづらかったけど、きれいでいいなーって思いました、まる。


マチとニアの関係とか、やりとりとかもとてもほわほわするものがあったんだけど、
村の閉鎖的な雰囲気の中のこととか、

おばあちゃんの、こととか、

そういうのがひっかかってそのままばーって、皮膚の表面を引っ張って裂いてったみたいな感じがする。
ボケてしまったお祖母ちゃんとかね、見てて感じる痛みとかひきつりとかなんか伝わってきてうわあってなるし、だからこそ過去で会って話して、親切が嬉しくて……。

島の訛りのことはお祖母ちゃんが確認しだしてすぐ気づいたぜ! ぼくえらい!

冗談でも、うれしいよねえ。何故かすごく如実に伝わってきたのだ。ニアのそういう気持ちは。


ちなみにぼくはあとがきの三作品だとBTTFしかしらなーい。それにかちょーばかいちだいもしらなーい。

他、なんかあったかなー。あ、「駆け落ち」とかいろいろ、すげーにやにやした。お姫様抱っこっていいよね。
マチの舌っ足らずが「すし」になってるとこもすごい可愛かった。


それから、気づいてたり隠してる気なかったり、色々、納得できる感覚だなぁって。

あと、出来れば、うどん食べたかったです。あのまま。

ニアが「あとでいいや」「戻ったら」って考えてたことが全く当たり前じゃなくて、“未来に帰った”ら何も、出来なくなって九年もたってるとか
そういうなんかもやもやーっとしたものが、昔より内臓の奥から来て重くて質量がわかりづらいようになってから何年か経ってるなぁって、何故か読んでるとき実感した。


なんか『警戒心がない』ことについてマチが言いたげなのは本土ぐらしの影響か伏線か伏線の残骸かと勘ぐってみたりもするんだけど、

まあ色々下巻で拾ってくれそうなことがあるし、下巻、どうなろうと、楽しみにしてます。
戻ってきたら車いす乗ってたの謎めいてるしね。

……でも、この下巻のあらすじ、MW文庫版入間人間公式サイト版で若干違う。

以下違う部分書き出し。MW文庫サイト、公式サイトの順で。

彼の消失だった。

大きな消失だった。


この世界の『現在』では、彼は九年前に死んでいた。

この世界の『現在』では、わたしから大切なものを奪っていた。


それは大きな消失を生んだ現代。

それは彼が死んだ現代。



わたしと、あの大切な世界を。

わたしと彼がいた世界を。


※12/23追記:ごめん二段目から引用の順番上下間違えてた。


その他改行とか若干違う。データ厨のわたしに保存しろとせかすのですな?
とりあえず、公式サイトの方が、上巻を読んでない人への配慮があるって違いなんだろうな。


ところで松平の師匠ってどんな人だろう。わたしが知ってるその、せーこーしゃとは、違うのかな?

言いたいことまだあったような気もするけど、もっとシンプルに感書けただろ眠くて多めに滑らせただろ、って気もしてる。ごめん無駄に長くて。





下巻までにわたしが予想することが、ひとつ。

ニアのお祖母ちゃんがボケてなくても、マチはニアが起こしたその奇跡に気づくことはできないね。




追記:あとがきにたいしてまだ言い足りないの忘れてたー!

「いるませんせい! プロットってなにかくんですか?」
とか言って(幼女をよそおったメールで)頭抱えられてえええええ。とか一瞬でも思ったわたしは頭沸いてる。
あとがきがんばれもっと熱くなれ。

どんな仕事の依頼がばんばん来る気なんだこの人……小説以外って書いてあるんだぜ? …………いるまさんちょっと収録来ません?

家の中でたんこぶをつくりまくる入間さんには一言、「ぼくんち屋根ないんだけど、っていうか壁も柱も家具もなんもないんだけど、来ない?」と言えばいいと思います。え、ああ、模範的なプロポーズの話しです。




トラバ代わりのリンク:下巻感想『明日も彼女は恋をする 感想
お詫び:2012年1/9までリンク先が考察記事となっておりました。お詫び申し上げます。

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途中までサイトの1コーナー扱いでしたが途中でブログ独立宣言。2011年1月9日、カウンターつけてみました。


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実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)

分家(閉鎖):手紙の墓場この記事参照


くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
しかしわかりづらいあだ名が多い(ひどい)。

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