とその前に古い記事出てきた。
入間人間作品“表記”考　シリーズ物のヒロインネームがカタカナ
今更だけどやっぱり『予定』は『予定』だったよ。びみょうにまとはずれっぽいのも恥ずかしかったし普通に感想記事とかで語っちゃってたしね。


8/25追記：あ、解説？　のように題してますがこれもまとはずれな可能性結構あります。


この記事は解説記事？　みたいな感じかな。直前記事と矛盾してる気もするけどこれは言いたいの！！

最初に読んだとき立ちあげた酔っ払いのような記事で

きっと兄貴くんは頭のおかしい人です。色々と、抜け落ちてる。

と書いていたり読メでも何やら書いていたりついったでもｒｙしたのですが、
今回改めてちゃんと書いてみようかと思います。

何故書きたくなってしまったかというと、久々に他人のレビューを数日前見たときに、兄貴くんの『壊す』『破壊する』について中二的表現と捉えられている方がいらして、「ああそういえば兄貴くんの表現をそう捉えてた人前にも結構見た気がするなぁ」と思ったので。


ほぼネタバレはないつもりですが、一応つづきからでどうぞ。

※ものっすっっっっっごく言うの野暮な記事です（正しかったとしたら）。別に解釈は野暮じゃないけど解説みたいなかたちになっちゃってるのがすごくあれな記事です。


※8/7,25 追記のついでに修正しました。ちょっといっしょくたしすぎてた気がするので。

結論から。

『壊す』『破壊する』は、兄貴くんのおかしな部分を表しているのだと思います。

同じ入間人間の作品である『茸姫』に

道行く人間を障害物と見て、生物とはあまり意識せず生きていそうな、大学に一人はいそうなやつだ。

という表現があります。これは新城雅貴を指して言われていることですが、
青兄貴くんも新城とは違うでしょうが、広義では似た性質を持ってはいるはずです。（追：目の感じとかは正反対。色々違うし。）

基本的には、道行く人を人として見てない。悪い子なんじゃなくて、むしろ青くんとってもいい子だよ。でも、ナチュラルボーンで、そう。

だから、『怪我させる』とか『傷つける』とかではなく、『壊す』『破壊する』。

物語の芯に『こういった性質を持っている』という事実は絡んできません。この性質であることは物語上も結構大事かもですが（性格設定とか）……。
そうだからか、これについては本編でもはっきり言及されませんが……。

特に必要ないですしね。
でも中二的表現って言ってるの見ちゃうと「もったいない＞＜」ってさぁ！


とまあ、こうだけど、兄貴くんはなんだかんだおかしなことになりすぎずに生活できて、彼の幸せと手を重ねる。
実は彼がおかしいことは三白眼の彼女ちゃんも気づいてる。何度かそういう反応出てるのでちょっと変な人間ってきっと気づいてる。気づいていて、でも……。

だからこの物語にわたしは余計に、とてもあたたかいものを感じるのです。

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