記事にしないままそうこうしているうちに本書を現在友達に貸してしまいました。
そのせいで引用しようがないので漫画喫茶に来ました。
コミカライズの台詞を漫画喫茶で引用して、とりあえずの記事にします。
あとで原作を読んで直すはずです。

漫画喫茶から帰ってきたばっかりの今なのですが、Twitterで東京でん太さんに助けていただいたので原作からの引用を載せ直しました！　ありがとうございました！

とにかくちょっと、違和感があったので、どこひかかったのか解釈がてら整理。

続きからネタばれありです。スイートメモリーの。

『夏期限定トロピカルパフェ事件』より

小鳩くんの台詞：

「確かに、ぼくは小佐内さんといながら、小佐内さんは何を考えているんだろうと常に疑っていたよ。考える材料が乏しくて、本当にただ甘いものめぐりがしたいだけなんじゃないかと思ったとき、あのときはつらかった」

小佐内さんの台詞：

「わたしも、小鳩くんが黙って来てくれることを嬉しく思ったけど、その裏でずっと、どうしたらあの地図のことを印象づけられるか考えてた。……そして、そのことがちょっと、つらくもあったの」

これあの、狼の小佐内さんをどこまでも信じると、あまりにもおかしなことを言っていませんか。

他にもずいぶん“おかしなこと”を言っているのでいまさらですが、とってもひっかかります。

小鳩くんの言葉に『わたしも』とか言っているけれど、その『わたしも』がかかっているのは『つらかった』部分だけですよね、これ。

小鳩くんと違って、小佐内さんが言ってるのは狐狼的な意味でのつらさじゃないんですよね。

『黙って来てくれることを嬉しく思った』というのは、上手くしかけられた、という解釈が妥当（きっと）な流れです。狼っぽい。

じゃあ、『その裏でずっと、どうしたらあの地図のことを印象づけられるか考えてた』のが『ちょっと、つらくもあった』って、どう取ればいいんですか。

わたしから見たら、全然狼じゃないっぽいです。
黙って来てくれる小鳩くんの裏でしかけるのをつらく思うのは狼に思えません。

その取り方によっては、『黙って来てくれることを嬉しく思った』の時点で、お店を出るときに言った言葉は告げていたことにもなります。（これは誇大解釈かな？）

小佐内さんはこのお店の中で色々と、期待のそぶりみたいなものとか何か思っているんだろうなぁって言動とか見せてますが、
（漫画だと表情で更にそんな感じがしちゃうのでその印象が強いせいでこんな印象を抱いているのかもしれませんが）
なんだかこの言葉がひっかかってしまいました。

っていうかここがこういう風にしか見えないってこと自体今更だろって人もいればそれはねーよ誤解だろって人もいるんだろうなーとか思いつつ、そんな見方をしてみました。小佐内さんかわいい。

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