いやなおんな ブログ 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 実写映画 見てきた 感想(ひどい感想) 忍者ブログ
ブログです。
東京国際映画祭で二足以上早めにみーまー見てきたですよ☆
(2010年10月25日と28日に上映されました。)

追記:リンクしときます。
・1月22日に見直したときの感想記事→嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 実写映画 初日に二度目の視聴 感想
・映画と原作についてこってり語りあった対談風記事→いる好きじゃっくんといと好きいえなさん ―いるまんのあだ名はいとくん―


いちおー、半分以上原作既読者向けなふーの内容です。原作既読じゃないとわけわからんつっこみも混ざる。
映画も原作も結構ネタバレありあり

あと、本上映前からネガキャンするみたいで気が引けますがいつも通りの正直なJaneさんで行きます

<私事>『正直である』以外の選択肢はもうとうにぶつけて壊してしまった。無理やり選んだところで接合性がとれず、続ければわたしは死んでしまうだろう。そろそろ、お外で寝るだけで死ぬことが出来る季節だ。
沈黙することすらもう選べやしない。でも、わるいことばかりの呪いでもないって、思うよ。このままでもわたしはわたしを愛せるから。他人の都合とか二の次だけど、わたしが嫌うモノはわたしの都合二の次だから、おあいこ。
</私事>


※ ちょっと重要めな追記した。

ほぼ思い出した順に並んでいます。混乱したらごめんよー><

とりあえずまず
良かったなーって思ったところ

・大政絢さん。

・大政絢さん。

・きゅーちーまーたん。

・マユ演技。

・嘘つきみーくんその他演技。

・音楽、色、小道具。
 音楽もいーし、小道具のぬいぐるみとかもかわいいしー。原作じゃありえんけど映像的に超ぐっじょぶな変更だったと思うのです、のです!

・杏子ちゃんと浩太くんは原作と大分違うけど違う可愛さが出てた。
 遊んでるシーンとか明らかに適当に縛られてて最後に自分たちで抜く場面とかw まーちゃんになついてたのはあれかな、場になじんでたのかなw 無性に可愛い。

・まーちゃんマジ可愛い。
 どこまで可愛いんだこの子。

・バカップルマジ可愛い。
 じゃれてるばかっぷる可愛すぎだろすっげえにやにやしてしまった。うへへのへ。手羽こういう可愛いの大好き。嘘の回想めちゃ可愛かったけど実際のバカップルぶりもとても可愛かったようへへ。

・まーちゃん歌唱の調子外れな挿入歌。
 娘の発表会で張りきるお父さんばりに(むしろこじかのレイジ君ばりに大袈裟に)デジカメ構えたい衝動にかられる歌声だった。すごい破壊力だった。原作だとマユ多分歌上手いけど、へたっぴぃもガチな可愛らしさ。

・割り込み嘘だけど。
 やーん坂下先生おっちゃめー☆ あと鈴木さん超良い声だよね。

・取り乱しマユに四巻要素持ってきたとこ。
 みーくんが二人でシリアスに混乱してたときから「お、お?」と思って『みーくんって……』みたいな流れで「(*゚∀゚*)キタキタァ」ってなった!

・取調室の過去と現在嘘つきみーくん。
 特に個人的な琴線に触れたのは、同じ取調室のシーンで、原作の上社さんでいうP158の「懐かしいですね」の要素をわかりやすくして挿入してたとこ。でも子役笑っておる(ここはちょっと悪いとこ)。

・主題歌
 そもそも柴咲コウの歌声好きだ。歌詞も聞き取れた限り気になるし、曲も心地良い。

・シュールなまでの演出。(たまにはこーいう演出の映画もいーかなって意味で)
 うおお? これはちょっとチープじゃにゃーか? ってのもあったけど概ねこれはこれで面白いって思えた。
 吹き替えの他用っぷりはちょっと物珍しかった。ささやき系はわたしが覚えてる部分はとりあえず、全部、別撮りだなーって音声。


・旅行の話しもこれはこれでべりきゅーと。
 具体的だね! まーちゃんお利口だね色々知ってるね! 超お利口だね嫌がられないならば死ぬほどなでなでしたい!

・悦→祝の直し方が馬鹿っぽくて可愛い。
 この高校生たちマジ馬鹿。マジ可愛い。あほの子可愛い。

・ミッチーってあだ名可愛い。
 いただきっ☆

・海豚ちゃんマジ海豚ちゃん。
 雰囲気が、触れたくなるあの感じ。
 質疑応答の時に聞いて、上手く質問が伝達出来なくて、わざわざついったーで答えていただきましたヨ。



悪かったなーって思ったところ

・金子

・金子っぽいのがめちゃくちゃ軽薄

・金子ってもっと不自然なくらい普通に接してくる変なくらい平凡な雰囲気のいいやつだったよね。
 金子じゃないけど金子ポジな子が居て“にせ”んの映画宣伝欄の伏見の単語に金子があったってことはつまりアレが金子のつもりなの? って印象。

・金子があんまり可愛くない。

・本家みーくん、あるいはみーくんズの解釈(?)。
質疑応答含めた(つまり本編も含めてる)印象だけど、みーくんとみーくんの解釈が「薄っぺらいやおい女子か貴女は」(腐女子全体については面白い人も多いと思ってる)ってくらい余計なロマンに溢れて超わかりづらい上、
質疑応答で言ったその部分の原作の『解釈』も、「うああそれ解釈じゃなくて読めてないって言うのよばかぁ!」(※口をついて出そうだったくらい率直な感想)だった。

 「みーくんとみーくんが繋がってただ」とか二の次な理由類の範疇だし、「衝撃的な体験の残滓」だとかなんかもう……もう! 原作読んだらもうちょっと具体的にわかるだろうに!

 ミッチーのあれはね、癖なのさ。一度『調教』されてムイシキ下に(記憶の有無関係なく)根差してしまった、芽が出るのを待ってただけの癖だ。

 多分かんとくは調教(比喩含む)されて何かが根差したことなどないんだと思う。背景からして幸福な人は基本的に嫌い。外界の出来事として、理解した上で背景のほんの一部に加える、ってことすら、……いや、妬みだねこれ。

 この解釈のために、みーくん交代劇はああでみーくんいじめっこにならないって部分多いと思う。ここちゃんと読めていたら、ああなったかどうか、って。ああなってももっとましな意図が見られたんじゃないかって。

 この解釈のために嘘つきみーくんが同じ学校じゃない設定になったきらいもちょっとはあるっぽい(一番はインパクトだったからそこは分かるなーって気がする)のがなんとも あうぅ……。「まーちゃんってみーくん居ないのに学校行くん!?」 ってのも出るし(ただし直後のダダの演技がとてもまーちゃんでほっこり)。


・南くん(誘拐犯)が一見正常そうなおじさまじゃなく明らかに目が座っとるただの怪しいキチガイのおっさん。
 ここを変える意図純粋にわからんしわかりたくもない。変えない方がよいじゃない。
 ていうか金づちのシーンはちょっとねーよw


・こんなのぼくらの南じゃないもん><
 ↑(傍目からもわかりやすい感情論的書き方のモデル)

・最初に起きたみーくん交代劇わかりづらい。
 あと薄暗くて小汚いと、意図されてるであろう部分以外でも子役殆ど見分けつかねぇ。

・まーちゃんモードの御園マユが一人称に「マユ」使った件は純粋に原作ファンの一人でマユらぶな女の子として全霊かけて否定させていただく。
 脚本家さんか監督さんか知らんが、「鶏糞に値します」ってことで。これについては「映画の改変受け入れられない原作厨乙」と罵られたら反論出来ん。
 そしてこれは原作ファンでも、わかる人、そこまで居ないんだろうなぁ。『私』って、そんな風にして、マユはつらいことを言ったのに。続刊になればもっと。


・刑事の出番半端だから削った方がいいんじゃ、って印象。
 もう一人の関西弁刑事要らんし奈月ちゃんはここまで変えたならもっと削ってよくね。

・誘拐のプロセスわかりづらい
みーくん「誰にも言わないから」
 って何が。主語は。嘘つきみーくんって南くんのことかばってたのか? そこは説明要るだろうと思う。


・ラスト付近のマユ、添い寝したとこまでは可愛かったがその後が半分以上意味不明。
 他のとこをありえん『わかりやすくする』だとかのために改変・改悪するならこういうとこに解釈に時間かかるもの配置しないでほしかった。ぼく(原作フェチの一人)は余計不満になった。わざと原作ファン敵に回す気なんだろうかと疑いそうになる。

・交代劇直後の「あんなのみーくんじゃない」
 安直にしかみえん表現にされるとわたしちょっとつらい。

 しかも原作の解釈からして『最初から「あんなのみーくんじゃない」』だったのだろうなとわたしは感じた(映画後の質疑応答の内容含めた印象)。

 「映画の改変受け入れられない原作厨乙。しかもゲスパーww」とか罵られたら反論出来んけど、
 原作で『みーくん』が交替したとき、『元のみーくん』はいじめっこに転じた。そのときマユは『嘘つきみーくん(あい)』を消してしまった。
 でもそれは、悪役を『架空の男の子』に託したからなんだよ。「いじめっこは知らない男の子、隣に居てくれるのは優しいみーくん。まーちゃんよくわかんないや」
 だから、良くも悪くもそんな性格の女の子がすぐに気持ち切り替えて「あんなのみーくんじゃない」って言えるわけがないんだ。とても不器用な子なんだ。切り替えなんか、ほんとへたくそなんだ。お父さんもお母さんもお友達もみーくんも大好きだったんだ。わがままだけど、ちょっと鈍くて無神経だけど、そんな子だったんだ。

 だからまぁ、たとえば原作に忠実なマユならば、有り得るのは「みーくんじゃないよ。だってみーくんは……」「えー? 知らない子だったよ。みーくんはみーくんでしょ?」だ。


2011/08/05 流石に個人解釈過ぎるので見えづらい表示にしました。ゲスパーより邪推のが言い方よかったかもかも。
ただやっぱり、この変わり身は、ないわ……というのは変わってないです。


・マユ両親殺害から誘拐犯までが直通じゃないのがややこしいわ南がただのryだわでなんかもう色々言う気すら失せそう。SATSUGAIが終わったあと寝てるシーンとか具体的につっこむ精神的体力もうにゃい。

・「愛してるから」言い方狙いすぎて萎えた。トラウマにもなってない様子だし、完全に意味不明なシーンになってると思う。
 そもそも嘘つきみーくんの本名『あい』が出てこないしなぁ……ここまで変えるなら削ってくれた方が良かったなーって思う。

 あと質疑応答で実の母親だから台詞変え的なことかんとくは言っていたけど普通に実の母でも「母親だから」「愛とかじゃなくて、ごめんね」はイケる。
 背景からして幸福な奴は基本的にry

 あと雰囲気的にイメージ元は海豚ちゃんかなって思ったけど不安だったので聞いたらやっぱりイメージは海豚ちゃんだったみたい。そこはいいところに書いたね。



その他

・恋日と奈月の関係はショックではあるけどここまで改変したなら妥当かと思った。

・「嘘だけど」は若干くどいけど可愛いアイディアだった。

・宇宙の演出吹きそうになった。

・挿入歌のルージュの伝言って必要性あったかな。いや柴咲コウはちょっと嬉しかったけど(と言いつつ別に普段積極的に聴く機会殆どない、というひどい種明かし)。

・どうでもいいだろうけどぼくエキストラ映らなかったっぽい。

・そういえば学生役エキストラの人たちとか、ときどき丈長すぎて動きが芋っぽく(手足がとても戸惑ってる)なってたよねウフフ。

・あとマユがあいを少なからず求めてるところは、原作とおんなじだね。
 これについては『みーまー偽伝感想記事』参照した方がいいかな。偽伝読んでないひとごめんね。断わり書きしたとはいえ映画感想記事にネタバレしすぎるのちょいと心苦しくなってきた。


ぐだぐだっぽいし、そもそも順番があれだしまだ一回しか見てない(前売り買ったから少なくともあと一回は見る予定)し、書き忘れ書き漏れうっかりあると思いますが、一旦〆で。

映画製作陣の方々、は、見てる可能性高いですね。製作おつかれさまでした。今後も色々あると思いますので、頑張ってください。
嫌悪したりつば吐いたりしながらだけど、ときどきはわたしも応援しているはずです。

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
追記
>・本家みーくん、あるいはみーくんズの解釈(?)。
よく考えたらわたしがむかっとするまでもなくムイシキサツジンとモノオモイサツジンにもろに書いてあるよねー。
何年も経ってから始まった理由も同様。

ってこれ、映画見ただけじゃどっちかわかりようないかなー。
Jane Na Doe(中の人) 2011/01/03(Mon)21:18 編集
[261]  [260]  [259]  [258]  [256]  [255]  [254]  [253]  [252]  [251]  [249
案内


途中までサイトの1コーナー扱いでしたが途中でブログ独立宣言。2011年1月9日、カウンターつけてみました。


いやなおんな(index)関係の更新履歴でもあるが、感想とかのブログでもある(たぶん)し他にも気が向けば書く。二次創作なカプ厨。

実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)

分家(閉鎖):手紙の墓場この記事参照


くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
しかしわかりづらいあだ名が多い(ひどい)。

ブログ内検索
フリーエリア

誤字脱字はしれっとしてたい。


Twitterには色々書くがブログには腰が重いです。

最新コメント
[07/26 NONAME]
[07/26 NONAME]
[01/16 NONAME]
プロフィール
HN:
Jane Na Doe(片手羽)
HP:
性別:
女性
自己紹介:
片手羽の下の名前はいえなです。Twitterまとめ記事等ではしょっちゅう出ていましたが、
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
アーカイブ
忍者アナライズ
Admin / Write
忍者ブログ [PR]