わーい始まったよー！
しかもですねですね、とってもかわいらしーマユさんが表紙です。雑誌表紙です。巻頭カラーです。
表紙マユマジ可愛い。外ハネ新鮮。端正な無表情……っていうのに近い表情なのもすばらしいです！　なんでもう一個の方のイラスト先公開したかなぁぷんすか！

雑誌自体も、いくつか楽しめそうなもの普通に読めそうなものを探せています。

感想ちょいいつも書いてる勢いよりは遅くなったのですが、そのおかげで、とりあえずネットでの風向きがこの漫画にやさしめだということがわかっているので、安心して不満点を述べてます。ふふふ、うっかり褒め忘れが出ても誰か褒めてくれるだろ……。

（殊更にこんなことを言っているけどこれ普段のノリと変わんないんだよなぁ……）
（ちなみに誰も言わない場合イラっとするころにはついったや掲示板に書いてる）

続きから感想本編ですが、続きには致命的ではない(ちょっとでも危なそうなのは反転仕様にします。携帯不可)ですが原作ネタバレも含みます。
それから割と原作既読前提っぽい記述もあります。が、まあなんとなくついて来られるレベルだと思います。

カラー1ページ目からつっこみどころがある。
柱の

光の向こうにあるのは希望か絶望か。××な少年少女の物語が今、幕を開ける…。

……いやばかだろこれかいたやつ。
××＝あいだぞ。『あいな少年少女』ってなんだよノリで書くんじゃねえ。

カラーの本編部分ですが、贅沢な話しするとカラーもらってもほぼ墨塗りで終わらす勇気がほしかったです。これだけ光が差してたら光についての記述なんなの、ってなるよ？　あと遮断された感足りないし。全然地下っぽくない（そもそも地下じゃない、とかじゃないよね？）。
これ映画からしてそうなのかな？　映画の期待値下げ。
（以下作画以外への貶し文句には『映画の期待値下げ』と脳内で足してください）

そしてそして、何で手、縛ってんの。

あとの池田きょうだいのところ読み返してて気づいたけどなんでこいつら手縛られてんの。
地下室だよ？　わたし南くん（あ、誘拐犯ね）結構合理主義だと思ってたんだけど……。括りつける必要なんてないのよ、だって地下だし、年端もいかない子供の抗う余力（精神的にも肉体的にも）なんてとうに奪い尽くしているし。
原作と違って映画や漫画じゃ危害の加え合いさせられるなんてことはなかったってことにしてあって画面を優先したってことでもこれは納得出来ない。

だって、自発的にさせないと嫌がらせにならない物事、自発的にさせることで格段に辛さに増す嫌がらせが山ほどあるもの。例：スクールデスク（わたしのココ）
黙って受け入れるだけのダメージなんて人間簡単に慣れるもの。

後のページでは毒入りの食事の例え出てますよね？　あれ、自分の手で口に運ばなければそこまでダメージないよ？　人間なめてるの？

そして、入ってくる度解いて結んで、とかたまに解いて結んで、なんてことするほど南は頭悪くないよ。頭おかしいけど。

と、まあ最初のところだけで随分イラっとする部分出ちゃったけど、作画は大体イイです。特に電春とくらべちゃうと（あれはなんかもう、自分が漫画描いてる時のこここれこう描けないから妥協しちゃえ☆　で色々だいなしにしてるとこ思い出しちゃってもう胸痛すぎて無理）。

カラーの塗り方も線の勢いや鉛筆感のある線と合っていてハラショーです。


ということでモノクロ本編☆

・舞台と池田さん
名岐町、は岐に岐阜の名残残したのかなｗ　実際の地名言うわけにいきませんものねー。そして池田きょうだいの父は雅人か！　いや、こっちだけの設定かもだけど。

・いきなり重役登校
とは、おおお、みーさん超いい度胸です。すげー部外者っぺー。それとも映画と漫画だと部外者さん？
みーさんの容姿には大きな違和感は覚えませんでした。もうちょっと自分のイメージとは違うけどね。にしてもミッチー（後述）と比べてえらい童顔だなー。
・自分のイメージ
はもうちょっと虫っぽい。疲れてるみたいに見えるこの絵みたいには、人間っぽさを外見に滲ませない感じ。強いて言えばこの絵から疲れた感じ削ってレイプ目に近くした感じ。

・眼鏡のイケメンさん
誰ですかと思ったら道真ー！　わー！　うん、道真これいいな！　今まであんまり想像してなかったのもあるけど、こういうイケメンでいーかもしれない。
つーか眼鏡！　思いつかなかったよ眼鏡！　似合うー！

・金子？
そしてえーと、後のページからするとミッチー呼ばわりで語尾がカタカナ化してる子が金子？　っぽいです。なるほど、漫画版の金子はこう、と。覚えた。イメージ違うけどまあ漫画版の金子ーってことで。

<反転>パーカーはラスト前の展開でも使いそうだ。ミッチーの眼鏡も外すとかつけるとか見えなかったとか落とすとかで活用しそう。
金子のあほっぽい落書きはあれかな、ミスリードかな？<／反転>

・そして無表情マユとクラス感
ニュースでざわついてる教室でのマユさん表情たまらん。たまらん。
そんでミッチーと金子の同じ部なじゃれ合いがなんともハイスクールスチューデント。
しかし首切断かー。なんとも特に意味なくわかりやすいインパクトだけ素人目で選んだような改変しやがって……。

・屋上のみーさん(いつか咲かすだろう)と悦（笑）
悦ｗｗｗｗｗｗ
それからおー、屋上だ。きっとみーさん煙なんですね☆　画面映えする演出です。映画も楽しみだわ。
金子……は、下の字見てて上見てないのが救いです。「さー誰だろー？」とか言われたら立ち直れない。いや、その場合も金子であって金子でない金子だっただけであれなんだけど、なんていうか、金子ー！
金子はみんなのアイドルだから。

・ストーカー
雰囲気でてるー。ストーカーですな。

・部屋での攻防。
なにこの表情多彩な御園さん。まーちゃんモードになるまで他人に対して警戒しまくって表情を殆どださないマユちゃんなのに。アクションの感じとかはよく出してると思います。
表情も、誤差ってことに……したかったんだけど、それにしてもリンゴ受け取るときの頬の線は余計だし、麩に立ちふさがるマユの表情には年相応の理性がありすぎる。

・パーカー
ぱさ。こういう演出はたまらんのう！　あとさっきから画面づかいは結構好きよ。

・まーちゃんモード
はーん、かわいいいい。やっぱりこう、可愛いなあ、愛で放題だなあ、可愛いなあ！
えっぷろーんとかもかわいいなあ。いやあ、マユちゃんって本当にいいもんですね。

・池田姉弟
さっきはひらがなで書いてお茶濁しましたが、原作では兄妹で、こっちでは姉弟です。キャストの問題ですよねきっと。気の強い姉と気の弱い弟にしたかったとかだったら浅すぎて他が良くてもなかなかに萎えてしまいそうだけど、キャスト説、あるいは別の仕掛け説を信じたい。どーもギシンアンキ。
ページの関係でどちらにしろ「あの、ぼくが食べます、から」を削らなきゃいけなかったっぽかったですね。うむむ、無念なり。

・ロープ
マユの手の力と知識でこんなに上手いこと結べるわけねーじゃん何考えてんの。
原作と同じ割と自由の利く足輪でよかったのになぁ。過去の事件も手じゃなくてさ……。歩いて外出られるじゃないかー！　ってひらめき方させるつもりかもしれないけど、そのためにわざわざこうする価値を感じないなぁ……。

・口のない死人にするために
若干重箱の隅になってるけど、意志が顔に出過ぎ。

・焼きそば
手なんか縛るからすげー食いづらそうなんだけど……。そして手の不自由さに慣れてない人間がそうされると、コミュニケーションへの支障に結構ストレス抱いて抜け出したがりそうだなーとかそんな余計なとこまで考えていた。

・食べるな
みーくん専用ご飯ってことで丈を短くするためには悪くない改変かな、とも思いますが、やっぱり惜しいですな。
細かいとこで好きなとこ多すぎるので、どう頑張ってくれててもこういうとこはちょと苦しいです。

原作のテイストが好き過ぎただけ。説明すると本文読むのと同じになっちゃうんだけど、原作だと美味しそうに食べることに嫉妬、なのよね。あとその直前のやりとりも好き。基準が底辺すぎなとこ。まあこれはあれだ、原作未読者に、「原作もイイヨ（ﾁﾗｯ」したいがための記述。

ということで、次回へ続くー！　でした！

どうなるんでしょうねドキドキ。

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