いやなおんな ブログ 魔界探偵冥王星O―ペインのP 感想と罵倒と批判と非難 *追記 忍者ブログ
ブログです。
Wの感想はこちら
Vはちゃんとは感想書いていません。若干書きづらいのもあって。ただ読書メーターにはちょろっと書いてあります。
Fは読みましたが何も書いていません。扉の【窓をつくる男】がイケメンすぎてほんとどうしよう、ってのがいの一番に浮かぶ感想。背景の色は白と黒で逆ですが、Pの口絵に使いまわされています。

Hはまだ読んでません。WとVもWから読んでしまったのですが、今回はあまりにPの評判が悪いので先に、と。

実際、わたしにとっても最低な小説でした。

Vの感想でもあまりいいことは書いていないけど、わたしは少し高望みだったかもしれません。そう思い直すくらい、さいってい。この越前魔太郎は嫌い。

これまで読んだ冥王星Oにも触れながら続きからネタバレはありで。



※投稿が見切り発車なので帰ってきたら校正するかもです。
※帰ってきて(同日14:40頃)少しの修正と愛について追記。それから07/05(13:10頃)、記事に書き忘れてたのでパロについて追記
以下は省略。やってもここに記録はしません(Twitter上では報告するかもです)。

完全番外編ですねぇ。
無理やり出された【冥王星O】(Vで出てきたからヴィーとかそういう呼び方を勝手にしている)と【窓をつくる男】(Wの描写+私の想像力の偏りから窓にいとかそういう呼び方を以下略)の半端さ辺りなんか純粋に、うわあって感じでした。

まず最初に褒めておくと、
ラスト付近の盛り上がりは悪くなかった。

でもそれで誤魔化されるのって、まるでひどい言動の彼女なのに最後に誘惑されてそれだけで鼻の下伸ばして許しちゃう馬鹿男みたいなので絶対しません。
つーか、出来ない。わたし、べつにあたまわるくないもの。


7/8 修正部分
『♀』っぽいけど♀のわりには『○部分』が大きい記号についてかなり的外れな言及していたです。これなんだろーって。
ヴィーナスのマークですねっ。


・文章

しつこい。鬱陶しい。『無駄に』長い。うつくしくない。不必要な描写が多いというより、かっこつけすぎ。同じことなんども言わなくていいよボケ老人じゃあるまいし。
一人称だろうと三人称だろうとその表現力じゃ変わんないんだから切り替えなくていいよめんどくさい。
そんで読みづらい。ラノベってあんまり読まないけど、ラノベを蔑む人はこういうラノベを読んで蔑むんだと思う。


・表現力

なさすぎ。【彼ら】はもうなんか根本的なとこから駄目だけど表現も当然ダメ。
それから、後出しジャンケン的なところもあるよ。木場さんが一瞬でやられただとかそれに比べて自分は数秒も持ったなんてちゃんと描写されてないよねぇ?

聡明であるはずの小金井今宵をそう描けずに無理やり形容詞を沢山使って誤魔化しているし、こういう力のない作家にはありがちみたいだけど、有能な人物を描けないがために他を無能にすることでしかそう見せようとすら出来ていない。

腹立つくらい表現力ない。

これが個人の作品なら「こいつばかだ」で済んだんだけど、コラボでこういう子がいると読む側が混乱する。だって自分のパートにのみ出る存在の価値を上げようとして他の人が上位者としてあるいは有能な人物として描いたキャラクターの価値を下げまくるんだもの。最悪だ。


・日野遼一

なにこのうざい子。『うん』がいちいち鬱陶しい。そして似非フェミニスト。
これは作者の気質、というか本質が出ていると思う。まず間違いなく男。
こういう暴言は好まないけどすげえ童貞っぽい。罵倒語として言われている『童貞っぽい』ってこういうものを言うのね。例え女だとしてもロクな女じゃないです。女だとしたら男の人を馬鹿にしすぎ。
それから日野はどうしてそうしているのかわからない余計な言動が多い。主人公を一人の登場人物ではなくマリオネット扱いするタイプの作者ってことですね。反吐が出る。


・小金井明日葉

まず言動がうざい。台詞の書き方がうざい。痛みの使い道がエロしかないってどういう作者よ。もっと色々使える設定だろそれ。持て余すなら使うんじゃねえ。使うなら自分も余剰な痛みへの想像力に喰われる気で全霊で使い尽くせよ。


・小金井今宵

聡明に描こうとしても描けてないジャンク品。
あと個人的な感情だけど、窓にいのこと悪く言いすぎて印象よくないです。なんか窓にいを見下したのだって、まるでお小遣いが少ないなりに走りまわって埋め合わせようとあがく同級生に、お小遣い沢山貰ってる足の遅い子がそれを盾にふんぞりかえってるようにしか見えないです……。
持てる者の傲慢、ってやつです。きらいです。


・【彼ら】

とてもとても、人間の上位者には見えない。いくら【彼ら】の中で下級だからってコレハヒドイ。
化物退治系の少年アクション漫画に出てくる幽霊並みの存在に貶められている。
ねえこれ、続編にどうしろっていうんだろうね。ここまで積み上げてきた冥王星Oワールドとの釣り合いも全くとれていないよね。

この記事で作者の話ししすぎだと思いますが。この魔太郎が大嫌いな最大の理由はこの【彼ら】の描き方です。
根本的にこの人は人間以外を見下しているんと思います。だから想像上の人間の上位者(この世界観における自然界のヒエラルキー的な意味で)すら書けない。
小金井今宵がはっきりと見下したことになっているのは窓にいだけですが、ぶっちゃけキャラ含めた作品全体がこれに出てきた下級の【彼ら】を見下した形の価値観を持っています。

『“偏った”研究者さん』『“可哀想な”動物さん』『“良い”動物さん』『“可哀想な”お姫様』
こういう描き方をした【彼ら】を見下していないと主張するのは無理がある。ちなみに“良い”動物さんが一番厄介。勝手に持ち出したモノサシで別の生き物を褒めることほど見下した行為はない。

小金井姉妹をしょぼくしか描写出来てないことの一番の被害を受けたのもこの【彼ら】です。

それと、カタカナの名前がつくとかどういうことなの。何そのセンスのなさ。その案だしたやつがどの越前魔太郎だろうと叩くよこれは。


・【冥王星O】(V)

十代に見えるこのびっくりするほどの描写と台詞の軽さ! わーい、ふざけんな!
しかも小金井明日葉、ヴィー君に「おねーさん」を自称してたよな? ヴィーの方が年上の気がする(※11日まで断言口調で書いてあったけど自分の手で確認出来ませんでした。大真面目な記事立ち上げておいてすみませんでした)。
本当の本当に最低でも21歳は過ぎたかちょっと前くらい(誕生日にもよる)ので、ちょっとの邂逅で「おねーさん」名乗るのは間抜けな結末を免れないのでは、とは今も思います。あとついでに偽偽うるさいなこの地の文。


・【窓をつくる男】

なんか色々軽薄だ。
この人もっとこう、感情がないんだか激しく不器用なんだかわからないけどそこはかとなく紳士くさくて色々と冷徹なキャラじゃなかったっけ。
聡明に描けていない小金井今宵を賞賛するシーンのせいもあってとてもうすっぺらい人に見えてしまいます。これまで築いた、得体の知れない人物でありときどき『主人公』らしい不安定さも見せる不思議な窓にいはいずこ……?


・変態描写

これ、かなり腹が立った。馬鹿にされている、と、思った。こんなクソ野郎に馬鹿にされている、って、屈辱的な気分になった。
小物として書いてるって言ったって限度があるだろう。

ラストの今宵を組み伏せるのをよろこぶ描写ね、ああいうのはさ、違うの。
あれは脇役、つまりいたぶられる女子を描くために極端に略された表現。これの描写はそれを無理やり引き伸ばしただけ。

小説の『登場人物格』として認めるならそれなりの描写の加工の仕方がある。
なのに何故変態だけ簡略化されすぎたまま入手したテンプレを一切加工せずに使うんだ。
せめてもっと普通の文章で書けばよかったのに。

馬鹿にされている、と思った。


・性的描写

まず女の子に夢見すぎ。あるいは夢を見ていることを想定しすぎ。どっちにしろとても失礼。
おねーさんはえろい人じゃんって言われるかもだけどあんなのエロって言わねえ。てきとーにそれっぽく見えてるつもりのゴミを文章の間に挟んでるだけ。

エロくしようとしているわりにはフェティシズムに欠けている。うすっぺらい。ラノベを蔑む人の気持ちがよくわかる。こりゃ蔑むわ。
少なくとも文章においてはおっぱいがエロいんじゃないの、おっぱいのその向こうのエロスを描いてこそ文章のおっぱいはエロいの。ガーターベルトも涙目もそう。

もしかしてこれがMW文庫なのってこの低俗(優れていないという意味で)なエロや下品な言動を許すためなの? テララノベなんだけど。
だとしたら最悪の判断としか言い様がない。汚水の樽に一滴の墨汁って感じ。


・総評

こんな感じで、全体的に評価は最低です。何度死ねって単語を消したかわからない(とても馬鹿にされた気分だから)。
ラストの犯したいと守ってあげるが重なるところはよかったんじゃない?


・愛について

これに出てきた【彼ら】が愛を持っていようと、【彼ら】には全然見えないんだからしょうがない。
「地元の都市伝説です☆」とか「地元の幽霊です☆」とか「古くから伝わる守護霊様です☆」とか言われた方が「【彼ら】です☆」って言われるより納得出来るもの。

【彼ら】にも愛があると言うのならば、メイ(W主人公のこと勝手にそう呼んでる)とシイノ君のパパみたいな、どこか無機質な感じのものからあらわれる少しの、『攻撃が止む』とかのサインから掬い上げて言葉にすべき。

とても【彼ら】には見えない連中に愛があろうと読者も窓にいも納得はしないわ。これで続編とかで窓にいが納得してたら最低三分は絶望してやんよ。

なぜこの魔太郎は別の魔太郎たちが積み上げたものをこう軽視出来るの。気持ち悪い。
まだHは全部読んでないけどこれ以外のV、W、F、Hの途中まででは、こんなにも前までのものは軽視されていない。


・完全に追記扱いの追記:パロ?

この解説には別作品の致命的なネタバレが含まれるため、元ネタがわからないかつネタバレが嫌いな方への対策としてところにより伏せさせていただきます。
PCからはドラッグすれば見れます。携帯からは見れないと思いますがご承知くださいませ。

P343の
別に誘拐監禁されて殺されかけて幼馴染を誤認するほどの恐怖にさらされたわけでも、都合二万回ほど同じ時間をやり直して試行錯誤を繰り返したわけでもないだろう? そんな簡単に壊れてもらっちゃこっちが楽しめないんだよ。

の後者は元ネタがわからないけど、前者はWの中の人が入間人間であることを考えても『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のことでしょう。
しかし、もしそのつもりだとしたら器用な間違い方をしてる。

まーちゃんが壊れたのは、恐怖のためではなく極限状態での裏切り(というか、仕方のないことというか)の為。
だから、作品の他の部分の書き方も含めた判断ですが、わたしにはどうしてもただこういった表現を挟んでウケを狙いたかっただけで元ネタをきちんと読んですらいないとしか思えない。

もし違う元ネタがあるのなら、わたしの勘違いなら……とも思いますが、それでもそうとしか思えない以上悪い印象は強いです。

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無題

面白いかどうかは別として

もうお前書けよ
上から目線なのはお前だし馬鹿にしてるのもお前だよ
ただの同族嫌悪じゃねーか

あ、君みたいに自分も創作しててこんなに創作物のことをぼろくそ言える人は滅多にいない
ふーん、君はそこまで言えるほどに文章が上手なんだね
とか思われるからね

批判ばっかしてんなよ
あと
ブログタイトルで予防線張るなよ!
あさ 2010/07/04(Sun)19:47 編集
Re:無題
わたしは言葉遣いがあまり丁寧でない方には相応の対応しかしないつもり。いい意味でも悪い意味でも。
だから勝手にお前、君、とかいたあなたには勝手にちゃんづけするし好きな言葉遣いで喋るよ。

>面白いかどうかは別として
面白いかどうか(というか内容)を完全に別にするのは流石に作品に失礼だと思うよ。

>もうお前書けよ
自分が書くということと感想を持ちそれを表現するということは別の事だ。混同するな。
わたしにあさちゃんやこれの作者含めた多くの人が認める面白いものが書けたところであさちゃんは同じことを思うし、言うのだろう。意地で言わないかもしれない。それでも同じだ。

>上から目線なのはお前だし馬鹿にしてるのもお前だよ
あさちゃんはわたしの文章読まなさすぎだよ。単語だけ拾って激昂している。
わたしはどうしてそう思ったのか出来る範囲で伝わるよう表現したはずだ。それを無視して棘のある部分だけオウム返しするあさちゃんは失礼。

>ただの同族嫌悪じゃねーか
平常であるが故に気の回らない人間と、その人に存在そのものを踏みつけられたつまはじき者を同族とするあさちゃんの感性がほんとうにほんとうにわからないわ。

>あ、君みたいに自分も創作しててこんなに創作物のことをぼろくそ言える人は滅多にいない
>ふーん、君はそこまで言えるほどに文章が上手なんだね
>とか思われるからね
ほんとうは作るときだって読むときだって、好きになるときだって嫌いになるときだって全霊を尽すべき、というのがわたしの考え。
他人にまでそれを強制する気はないけれど、私は自分の思った礼儀を尽くす。当人から訴えられたのならそれも受け止める。

『ふーん、君はそこまで言えるほどに文章が上手なんだね』
って思われたくないのも、思われないために口を噤むのも自由。それは一般的で安全牌。純粋に保身を考えれば道理。
でもそれをしない人間というだけでそうも蔑んでいいという無理は通らないよ。

>批判ばっかしてんなよ
日々何事も礼讃しろってことなら願い下げ。新興宗教嫌い。
嫌なことはすべてスルーしろというのも願い下げ。雑草を全て駆除して無理に咲かせた花壇に手を入れる趣味はない。

>あと
>ブログタイトルで予防線張るなよ!
ブログタイトルとサイトタイトルは趣味だ。そこにまで口を出す権限はあさちゃんにはない。
記事タイトルのことなら、感想記事なら感想、罵倒記事なら罵倒と書いておかしいところはひとつもない。
Jane Na Doe(片手羽) 2010/07/05 01:21
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