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簡単に、これの執筆者(この越前魔太郎の中の人)じゃないかと前から言われていた入間人間のファン向けに説明すると
設定を合わせ世界観に接合性を持たせるために必要な程度を測りながら自分を殺した入間人間の小説。
でも、そこかしこなんらかのやわらかさは変わらないから、入間で合ってると思う。
証拠探しにちょっぴり躍起になって読んだ。ので、感想と自分なりに入間だと思った部分を続きから(当然ネタバレ)。
設定を合わせ世界観に接合性を持たせるために必要な程度を測りながら自分を殺した入間人間の小説。
でも、そこかしこなんらかのやわらかさは変わらないから、入間で合ってると思う。
証拠探しにちょっぴり躍起になって読んだ。ので、感想と自分なりに入間だと思った部分を続きから(当然ネタバレ)。
まずいとくん(勝手にそう呼んでるだけだから気にしない)だと思った部分というか理由を順不同で
・『ジッと』だけはいつもカタカナ
・一人称の使い分けがいつものいとま(フリークレベルなら淳の一人称が漢字ってだけですごく大人な子か裏があるかだろうなと予想つけるくらい)
・最近『名字の読みって迷うよね』をよくやってる
・身近な人間への感慨の抱き方から入間臭
・人の残した影響の書き方のさりげなさもそんな感じがする
・他にも言葉に出来ない色々、文章とか、癖とか、やわらかさとか、入間さんの匂いがする。
・それと帯の文の抜粋のセンスが入間周りの人の感じ
・最近誤字誤変換多いよね(はぁと)
わたしはワルと違っていつも、一言で上手く言えないけど、とにかく、いとくんが書いてるの間違いないと思う。もしも合作としても、直接手を入れてる部分が絶対ある。
なんだか、どこまで削って抑えて一般的に、平坦にしても自分が残れるか、って、測りながら書いてる気がする。それかどこまで削って抑えて一般的に平坦にしないといけない(企画的な意味で)か測りながら書いてるか。両方かも(後から上に書いたことと接合性がとれてないことに気づいた)。
とにかく何かを測りながら書いてる感じ。
ここのとこ結構そんな感じ多いかも。電春男女は元々測ってる感じしたけど、冥王星Oが一番測ってる感じする。
それといとくんだと思った理由であの、超個人的なんだけど……
家族について、血縁とかそういう感覚が強い母親含めて家族間の感覚書いてたけど、痛くなかった。
たぶん、いとくんだから痛くなかったんだと思う。距離置いて自衛も結構覚えたけどやっぱり、こういう本質的な『痛くなさ』はわかる。全然痛くない。やさしい感じ(わたしにとって)がする(P241のある種の感動とか)。
もしこれが的外れで別の人だったとしたら、私はその人を割と慕うんだと思う。まあそれだけの理由で鞍替えするような赤受咸青(わたしは心ない人間なのです)じゃないけどー!
感想
うん、すてきなジュブナイル。
叙述トリックは最近の?癖(作者の)とか知ってるせいもあってすぐわかっちゃったけど半透明の皮膜の向こう側の人の、さわれないてのひらを確かに感じるような、そんな感じ。花咲もこんな感覚あったよね。
ワルが与え、残した影響がなんともいえなかった。
ワルとの約束を守れないことが最悪に等しいの下りとか、ちょっとずつ愛想笑いじゃなくなってく聡明とか。
十年後でも、チョコ味のカロメとか淳のワルからの影響っぽい笑い方とか、そういうちょっとしたところにワルがひょこって顔を出す。
知らないところで知らないうちに死んでしまったのはすごく残念だけど……小学生で悪ガキでも、自分の道を歩くあの背中はとてもまぶしい、憧れる。ついてったらどこへでも行けそうな気がして聡明の視線に共感出来るのです。
母へのどこかで生きていてほしい、とかそういう辺に何故か舞城(土か煙か食い物)っぽさを嗅ぎ取ったんだけど意識してるせいかな(わたしが)。
【窓をつくる男】もいい味出してました。
長く過ごした冥王星Oだからちょいちょい分かるくらいのちょっとしたぬくもりを感じて……。笑ったのかもしれない【窓をつくる男】の人間っぽい部分にしたしみを覚える。
【顔のない女】を無理に物語に関わらせずなんとなく冥王星Oにとっては親しんでた相手なんだなあってだけにしといたのもよかったと思う。無理に関わらせてもねー。それにそれは、一人称の聡明と読者の距離でもあると思う。
この小説は何回も読んで、そのたび大人とか、色んな人たちに考えや想いに思いをめぐらせる方がいいかもしれない。一周じゃ、まだわからないことばかり。もっとヒントがあるかもしれない。でも、わからないままもいいかもしれない。現実と同じように。
そしてラスト近くの独白は、ストレートにきゅんとする。読んでればわかってると思うけど、もう色々と、思う。
具体的に一部だけ言うと、窓が失われた→兄離れ、とか。彼女に万引きしたチョコ菓子とか。
最後に抜粋して終わります。
・『ジッと』だけはいつもカタカナ
・一人称の使い分けがいつものいとま(フリークレベルなら淳の一人称が漢字ってだけですごく大人な子か裏があるかだろうなと予想つけるくらい)
・最近『名字の読みって迷うよね』をよくやってる
・身近な人間への感慨の抱き方から入間臭
・人の残した影響の書き方のさりげなさもそんな感じがする
・他にも言葉に出来ない色々、文章とか、癖とか、やわらかさとか、入間さんの匂いがする。
・それと帯の文の抜粋のセンスが入間周りの人の感じ
・最近誤字誤変換多いよね(はぁと)
わたしはワルと違っていつも、一言で上手く言えないけど、とにかく、いとくんが書いてるの間違いないと思う。もしも合作としても、直接手を入れてる部分が絶対ある。
なんだか、どこまで削って抑えて一般的に、平坦にしても自分が残れるか、って、測りながら書いてる気がする。それかどこまで削って抑えて一般的に平坦にしないといけない(企画的な意味で)か測りながら書いてるか。両方かも(後から上に書いたことと接合性がとれてないことに気づいた)。
とにかく何かを測りながら書いてる感じ。
ここのとこ結構そんな感じ多いかも。電春男女は元々測ってる感じしたけど、冥王星Oが一番測ってる感じする。
それといとくんだと思った理由であの、超個人的なんだけど……
家族について、血縁とかそういう感覚が強い母親含めて家族間の感覚書いてたけど、痛くなかった。
たぶん、いとくんだから痛くなかったんだと思う。距離置いて自衛も結構覚えたけどやっぱり、こういう本質的な『痛くなさ』はわかる。全然痛くない。やさしい感じ(わたしにとって)がする(P241のある種の感動とか)。
もしこれが的外れで別の人だったとしたら、私はその人を割と慕うんだと思う。まあそれだけの理由で鞍替えするような赤受咸青(わたしは心ない人間なのです)じゃないけどー!
感想
うん、すてきなジュブナイル。
叙述トリックは最近の?癖(作者の)とか知ってるせいもあってすぐわかっちゃったけど半透明の皮膜の向こう側の人の、さわれないてのひらを確かに感じるような、そんな感じ。花咲もこんな感覚あったよね。
ワルが与え、残した影響がなんともいえなかった。
ワルとの約束を守れないことが最悪に等しいの下りとか、ちょっとずつ愛想笑いじゃなくなってく聡明とか。
十年後でも、チョコ味のカロメとか淳のワルからの影響っぽい笑い方とか、そういうちょっとしたところにワルがひょこって顔を出す。
知らないところで知らないうちに死んでしまったのはすごく残念だけど……小学生で悪ガキでも、自分の道を歩くあの背中はとてもまぶしい、憧れる。ついてったらどこへでも行けそうな気がして聡明の視線に共感出来るのです。
母へのどこかで生きていてほしい、とかそういう辺に何故か舞城(土か煙か食い物)っぽさを嗅ぎ取ったんだけど意識してるせいかな(わたしが)。
【窓をつくる男】もいい味出してました。
長く過ごした冥王星Oだからちょいちょい分かるくらいのちょっとしたぬくもりを感じて……。笑ったのかもしれない【窓をつくる男】の人間っぽい部分にしたしみを覚える。
【顔のない女】を無理に物語に関わらせずなんとなく冥王星Oにとっては親しんでた相手なんだなあってだけにしといたのもよかったと思う。無理に関わらせてもねー。それにそれは、一人称の聡明と読者の距離でもあると思う。
この小説は何回も読んで、そのたび大人とか、色んな人たちに考えや想いに思いをめぐらせる方がいいかもしれない。一周じゃ、まだわからないことばかり。もっとヒントがあるかもしれない。でも、わからないままもいいかもしれない。現実と同じように。
そしてラスト近くの独白は、ストレートにきゅんとする。読んでればわかってると思うけど、もう色々と、思う。
具体的に一部だけ言うと、窓が失われた→兄離れ、とか。彼女に万引きしたチョコ菓子とか。
最後に抜粋して終わります。
ワルのように、自分だけの道を作って。
道なき空を歩くように、進んでいきたい。
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案内
途中までサイトの1コーナー扱いでしたが途中でブログ独立宣言。2011年1月9日、カウンターつけてみました。
いやなおんな(index)関係の更新履歴でもあるが、感想とかのブログでもある(たぶん)し他にも気が向けば書く。二次創作なカプ厨。
実情ほぼ入間人間のファンブログみたいな感じでしたが、とある事情により離れていく予定。(過去作品は別腹かもしれない)
くりえいたーさんや実在しない人に、『自分だけしっくり来ればいい』精神であだ名をつけることが多い。直接関わらないと逆に気安い呼び方の方が距離が遠く感じるような、作品越しとかだと近しく感じるような、そんな感じ。
しかしわかりづらいあだ名が多い(ひどい)。
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HN:
Jane Na Doe(片手羽)
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性別:
女性
自己紹介:
片手羽の下の名前はいえなです。Twitterまとめ記事等ではしょっちゅう出ていましたが、
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
こちらやサイトで補足するのを忘れていました(~2011年9月19日迄)。
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