ふは、やっちまったぜ☆

ちなみにこの記事→『戯言シリーズ』 と 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の類似点について。
を発端としての記事です。

「『劣化コピー』だの『エピゴーネン』だの声高すぎるんだよカス」って頻繁に言ってた頃は上手く相違点をまとめられなかったので☆

この記事(結構理性的だし面白いよ)を参照しながら、似てると言われてる部分の相違点について一部、あと単純なツッコミ(嫌味なくらい細かいとこある)を書いてみます。
だって相違点多いんだもん。

あっと、ついでだから入間は西尾の劣化コピー、フォロワーと声高に叫びすぎな人へのメッセージも添付いたしましょう。
「入間は西尾のフォロワーでもあるけどそれ以上に入間はいろんな人のフォロワーだよ。そしてそれ以上に入間は入間だよ」

っていうか、入間さんって西尾さんにアンチテーゼな感じしない？
二年近くも前で私ももっと未熟だった頃のブログにも書いてあったんだけど。


今は戯言を微妙に忘れかけてるので、Wiki等参照して思い出しつつ細かいとこは微妙かもですが、参照記事に載ってる部分へのカウンターの形をとらせていただきます。
引用とかしちゃってるので「その引用の仕方は意図にそぐわない」といったことがあったらどうかご連絡ください。

いーたーだーき－ます！(合掌)

いーちゃんはいーちゃん、タイトルに含まれる方のみーくんは本名がわかっていますが名字が変わるので単純にあいで。

世界観の類似点の<狂気>より

主人公と笑って食事をしてくれる女の子が同級生の首を絞めたり、
いつも憎まれ口を叩いている後輩が放課後には木刀で殺人を犯していたりします。

ちょっと痴情のもつれは狂気とは言えないんじゃないかと。お話的にはプチ狂気くらい(コナンとか)。
巫女子はあまりにちょっとの出来事すぎて言葉が出ないけども、八事は普通に痴情のもつれです。

同じく世界観の類似点の<フェードアウトするキャラが多い>より

これも両作品共通の事で、毎巻必ずと言っていいほど人が死にます。

探偵役と犯人役が出る物語で人が死にまくるのは大体仕様なのでこれは挙げることないのでは？

同じく世界観の類似点の<過去にある原点>より

両作品とも、時系列の中に物語が動き出した瞬間があります。
「戯言シリーズ｣ではいーちゃんが友と出会った６年前が原点となっており、
「嘘つきみーくん」では８年前にあった誘拐事件が原点になっています。

とありますが、あいについてはそれは作中で否定されています。自分の家庭が前々からおかしかったのを見逃しておきたかったきらいがあるようでした。

主人公の類似点の<性格・言動>より

２人とも平気で嘘をつき、また女性には優しいです。

あいは度会のおじいちゃんや浩太にも優しかったです。同性の友達が金子しか居ないだけで。
（バレンタインに男の子からチョコという冷や汗体験についても精一杯善処したと思います。新妻とかな）

同じく主人公の類似点の<一人称>より

「いーちゃん｣も「みーくん」も一人称は『僕』です。

いーちゃんは「ぼく」です。

「みーくん」を演じている場合は「僕」、演じていない時は「ぼく」となっています。

ちなみに「透」を演じていても「僕」です。

同じく主人公の類似点の<よく入院する>

これについては補足で。いーちゃんは一度も怪我が後に引いていませんが、あいは4、5巻の負傷で腕をやられてしまいました。

同じく主人公の類似点の<自分と同一の存在>より

｢いーちゃん｣にも｢みーくん」にも自分と類似したキャラが存在します。
いーちゃんは「零崎 人識」。みーくんは「大江 湯女」。

いーちゃんと人識には性格や育った環境は似ていません。あいと湯女は顔も性格も似ており、景子の策略により育った環境も似ています。

そして、あいには別の部分が対っぽい花咲がおります(そして多分位置的にはマユとトウキも似たようなもの)。こっちの方がいーちゃんと人識っぽいんじゃなかろうか。

そして人工的な意味での中身だけなら、愛音と桃花、マユと茜も似ています。
人識と湯女については、よく笑う人識とよく笑うのに失敗する湯女ですね。ただ、いーちゃんとあいは相手に会いたくないところが似ています。湯女は結構会いたいっぽいので人識に似ていません無職だし。

ヒロインの類似点

には
<子供のような言動>、<主人公に依存している>、<お金持ち>、<精神的障害>、等が大まかに書かれていますが、まず次元が違います。

友の子供さは割と理性を感じますが、マユは何もないので子供以下です。
依存も内容が違います。友は他のものも欲しいと強欲ですが、マユはみーくん以外無欲に等しいです(僕とまーちゃんの日記では両親を思い出して泣きじゃくっていますが)。
お金持ちも、漫画的すごいお金持ちの友と、普通のお嬢のマユではやはりどこか違います。
精神的障害も同様、次元が違います。しかし、これらはそもそも世界観が違いすぎるだけかも。

そして、マユ大好きなのであんまり言いたくないんですが、友は天才、マユはお馬鹿です。
扱える世界の大きさも違いますね。「世界を破壊する」発言の友と、壊せたところで花瓶一つ、非力な人、油断している人、自分自身程度のマユ。

それと引用元の記事では扱われていませんが、

あいの方がいーちゃんより能動的だったりします。
二人とも周りの大人にけしかけられないと動き出すところまでいかないと思われがちかもですが、
あいは1巻の最初からマユのために自分が逮捕される方向に自分から動いて、うっかり子供たちのために動いて計画をおしゃかにしてしまうような主人公。

ちなみに自分が戯言とみーまーで一番似てると思うのは

友「おーい、いーちゃん。えっちぃことしようぜ」
マユ「えろいことするぞ」

かな。
だがしかしこれも直後が逆の立場。いーちゃんにつっぱねられる友と、みーくん放置プレイで爆睡するマユ。

もちろん他にもありますが

相似点も相違点も。
まあ、これ以上は直接「ここもじゃね」って言われない限りわざわざ書くレベルで思いつくとこがないです。

作家単位で言えば文体や表現とかも結構違うんですけどね。
・西尾のいーちゃんは似てるものをべべべって揃えて重ねて置く、角切りして敷き詰める。京都の道みたいな感じ(?)。
・いとくんは思いついた似てるものをぺっぺってラフに置きながら歩く、隙間を残す。山梨の道みたいな感じっ。

っつーか表面はどっかどーか似てるけど、中身は似てるって言われることに違和感バリバリするくらい違う。

とりあえず何かあればコメ欄とかに。

[1回]